秋口に根出ししてから畑に種蒔きしてほうれん草を育てましたが、急に寒さが来てしまい育ちが遅くなりました。そして年が明けた梅の花が咲きそうな季節にやっと収穫出来ました。
ほうれん草栽培
何時ものように、二袋100円シリーズの種を2種類購入して栽培しました。一昨年までは、初夏にトウ立ちするまで放置してから種を採取して秋口に種蒔きをしていました。今回は、花が咲き種が実りましたが、採取しきれないままに草に埋もれてしまい採取できませんでしたので、購入しました。
秋口が例年よりも高温だったため種蒔きしても自然発芽しにくいと思い、食品トレーにキッチンペーパーを敷き冷水を種の半分ほどの水位になるように投入して比較的低温で暗い倉庫内で発根させてから畑に蒔きました。

2024-10-18ほうれん草の根出し
トゲのある種が水分をよく吸って濃い茶色になっていますが、その固い殻を破り白く細い根が出てきます。温度にもよると思いますが、4日から5日で発根するようですね。
100円のピンセットで白い根を挟まないように気をつけて殻の部分を挟み畑の畝に10cmほどの間隔で白根の部分を下にして1cmほどの土が被るように埋めました。
一度に二袋全部発根させないで、上の画像のような量を適度に数回に分けて発根種蒔きをしました。あまりにも気温が高い秋口でしたので、リスクを少なくする意味でも少し間隔を開けて蒔きました。しかし、季節が進み、活発に育つはずの季節になりましたが、急に寒くなり育ちが極端に止まってしまったようで、比較的早い時点で育った個体だけが妙に育ちその他の個体は、ほぼ幼苗状態で冬を迎えました。

2025-02-06ほうれん草
霜が降りる季節になると、比較的早く育った個体の葉は斜め方向を向いていたが、太陽の光と熱を吸収するためか地面に広がりました。

2025-02-06ほうれん草2

2025-02-06ほうれん草3
大きく育ったほうれん草のみ収穫しました。小さいほうれん草は、野鳥のご馳走にすることにしました。例年、防鳥ネットを施していましたが、今回はオープンです。
雪花菜(おから)煮

2025-02-06ほうれん草と雪花菜
JA直売所でおからとコンニャク・油揚げを買ってきて、自家栽培のニンジンと煮て雪花菜煮を作りました。
味付け前にほうれん草を味見すると霜に晒されていますので甘みがとても強調されて美味しいですね。味付け完了後、味見するととても美味しく感じるのはプラシーボ?、もう一回収穫して食べたかったが、野鳥のため今回はこの一回限りとします。
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コメント
寒く獲甘さが増すイメージのほうれん草ですが、やはり成長期の気温低下はさすがに堪えるみたいですね(;^_^A
野鳥のごちそうに。kazuさんの農園は自然にも優しいので、本当にうれしくなります(^^♪
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
ある程度成長してから寒くなると甘みが増して美味しくなりますが、育つ前に寒さが来るとトホホですね。
野鳥たちのご馳走することで無駄にならなくてすみますもんね。