昨年は、ある程度収穫できておいしく食べられましたが、今年は天候不順のせいか未だに1個も収穫できません。緑色からやや赤みを帯び紫色に近づいた個体が十数個あります。未熟な実を合わせると約40個ほどありますので、朝晩の寒さから守りたくて透明のポリシーとを施しました。
パッションフルーツ

パッションフルーツ色づき始める
自然落果を待ち、皮がシワシワになるまで発泡スチロールの箱にリンゴかバナナを一緒に入れて追熟させます。落果した時点で食べられれば理想的ですが美味しく食べるには時間がかかりますね。
天気がよければ、昼間はとても暖かいですが、先日霜が降りましたので1個も食べられないまま全滅では心が落ち込みますので、転ばぬ先の杖と言うことで、透明ポリシーと銀マットを組み合わせて霜よけをして自然落果を待つことにしました。
夫婦仲良く共同作業です。いや、妻の指示に従っているだけす。
冬野菜のためにトンネルを施すために購入した幅1メートルで50m巻の透明ポリシートを使いました。小さなトンネル用ですので幅1mしか無いので、5枚重ね仕様です。

パッションフルーツに透明ポリシーと敷設開始
園芸用の緑色のアーチ棒が昨年から設置したままになっていましたので、楽に張れます。昨年の冬はアーチ棒が約50cm間隔ですので、風に煽られて隙間風が入りあまり役に立たなかったのです。今回は、篠竹を横方向に入れてから透明ポリシートと共に固定しました。

パッションフルーツに透明ポリシーと敷設中

パッションフルーツに透明ポリシーと敷設中2
だんだん進んできました。そこで寒さ対策によいアイディアが浮かびました。現在使用していない灯油用のポリ缶3個に井戸水をくみ入れて黒い袋をかぶせておけば、昼間の太陽熱により暖まって一晩中温水暖房になるのではないかと。

パッションフルーツにポリ缶に水を入れて黒い袋をかぶせる
しかし、昼間汗をかくくらいの暖かさでしたが、真夏とは異なりポリ缶の外側を触っても暖かいとはほど遠い。まぁ、徐々に暖まることを期待してしばらくの間は見守ります。
そして、一番下の根付近に使い古したダイソーの銀マットをぐるりと回しました。

パッションフルーツに透明ポリシーと敷設最終段階
温かいを通り越して暑いくらいでやや汗ばむ中、2日間かけてゆっくりと楽しく作業しました。
色づき始めた実が現時点で十数個あるので、それらは食べられそうです。北関東地方の平野でも南国のフルーツが栽培できるのは、温暖化の観点からは決してよくありませんがね。
ちなみに、昨晩秋に株を掘り起こし室内で越冬しました。そして、2年目の株が育ちが実をたくさんつけているところです。1mほど幹をのこしてカットしましたが、冬前に掘り起こさないで放置すると枯れ果ててしまって翌年には新芽が出ませんでした。
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