北関東平野部の春ジャガ芋収穫は梅雨入り頃ですが、芽が出始めたジャガ芋の皮を畑に埋めて栽培しましたので、繁茂するまでに時間が掛かったせいか、葉が枯れるまで見守った結果は梅雨明け後になりましたので、やっと収穫しました。通常の種芋で栽培した芋は既に収穫が終わっていますので、春ジャガ芋は2回目の収穫となりました。
皮で栽培したジャガ芋デジマ
今回の、デジマの皮は倉庫で段ボール箱に入れて暗くしておいたのですが、芽が沢山出てしまいました。そこで、その都度、調理に使いながら皮を分厚くカットして少しずつ畑に埋めました。
最初の頃は、規則正しく1列に並ぶように丁寧に埋めましたが、確保した場所が少なくなると、バラバラに埋めてしまい、葉が生い茂っている内は場所を認識していたつもりですが、一部枯れ始めた茎葉が不明となりました。
それでも、秋になれば芽が出て繁殖を繰り返します。
梅雨明け後、極端な暑さが続いていますので昼間の作業は中止しています。早朝からの作業が一番安全ですね。4時起床で作業開始です。梅雨入り前までは、4時頃からの作業は可能でしたが、最近は4時20分頃からしか作業できなくなりました。

2024-07-24春ジャガ芋デジマ収穫中
作業できる明るさと思っても、カメラは正直です、自動フラッシュが点灯しました。画像を見ると夜間作業中に見えますね。
早く埋めたジャガ芋は葉が枯れていきます。

2024-07-24春ジャガ芋デジマ収穫中
皮で90gほどのジャガ芋と小ぶりなジャガ芋2個ほど収穫出来ました。

2024-07-24春ジャガ芋デジマ収穫中
だんだん明るくなって朝らしくなりましたが、作業がしやすいと喜んでいる場合ではありません。気温が上昇する前に作業完了しないといけません。

2024-07-24春ジャガ芋デジマ収穫
上の画像中央の濃い茶色のがジャガ芋の皮の種芋です。腐敗していなくてしっかりと皮が残っていました。

2024-07-24春ジャガ芋デジマ収穫完了
計量していませんが、手で持った感じで10kgほど有りそうです。本来廃棄されるジャガ芋の皮から化学肥料(化成肥料)も農薬も使用しないで10kgものジャガ芋が収穫出来ました。
大きいジャガ芋は調理に使います。子芋は、秋ジャガ芋栽培の有力な種芋になります。秋ジャガ芋栽培時は、気温(地温)が春ジャガ芋より高いため、皮を埋めると腐敗する確率が高いから今回のようには収穫出来ないと思われます。
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