今年の5月に、室内から庭先に地植えにして育てたパッションフルーツが実を結び出したことを前回の記事で申し上げました。そして、次々に花を咲かせて実りました。その後、秋が深まりそろそろ霜が降りる季節になりましたので、園芸用のアーチ型棒を利用して透明のポリシートを被せて冬囲いを施しました。
パッションフルーツ冬囲い
昨年春に、友人から頂戴したパッションフルーツの苗を室内で育てましたが、その年は生憎一個も実らず花すら咲きませんでした。そして、昨年の秋口に枝をカットして挿し木し根がついた苗(10本ほど)と昨年から室内で育てた苗を庭先に5月ごろ移植しました。
夏の長雨にも負けずにつるが元気に伸びて花を順調に咲かせて実り始めました。しかし、定植した時期と夏の長雨により花は咲けども実付きが悪く、夏の間に収穫出来たのは一個のみでした。そして、夏の長雨が終わり涼しくなる頃にやっと実がつき始めました。
苗を頂戴した友人が言うには、気候条件次第だが前年の秋口に仕立てた苗は次の年に実ることは少ないとのことでした。しかし乍ら、茎が太く育った2本だけですが、実が沢山付きました。
折角実っても、寒さが来るとある程度熟しますが、自然落果してしまい酸味が強くて本来の味では無いそうです。11月の中旬を過ぎて、そろそろ霜が降りる時期ですので、園芸用のアーチ型棒を利用して透明のポリシートで覆いをして霜対策しました。1メートル幅の透明のポリシートを両側2枚と天井部に1枚を使用しました。
段差があり園芸用のアーチ型棒の片方の足長が短いため篠竹を地面に刺して麻紐で縛りました。そして、後から気づきシートをめくり根元に二条大麦のわらを敷き詰めて保温材代わりにしました。
収穫後、茎を1メートルほどにカットして、冬越しさせる予定です。
鉢上げ
収穫が終わった苗は、茎を1メートルほどにカットして鉢上げして室内に保管することにしました。
野菜用の培養土100%でも良いと思ったが、培養土6・川砂2・鹿沼土2の割合で混ぜて鉢上げ用の土としてミックスしました。
川砂利(小砂利)を鉢底に5センチメートルほど引き詰めてからミックス土を10センチメートルほど入れ苗を投入して支え用の篠竹を挿し土を被せて篠竹の部分を強く押し固めてしっかりとさせました。
一昨年の2本と昨年の1本を鉢上げしました。暖かい室内に持ち込んで、水を与えて保護しました。
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