松の芽欠き2020|黒松2本

昨日は、午後から雨の予報が出ていましたので午前中に黒松の芽欠きとしました。例年、6月の中旬頃に芽欠きをしておりましたが、家庭菜園と庭の草むしりに集中してしまい随分遅れてしまいました。新芽を放置して置くと太くなってしまい元の枝が弱ってしまいます。それに切り口が大きく見た目が悪くなります。

松の芽欠き2020

松の手入れには、春の芽欠きと秋の剪定の2度を行います。その作業も今年で23年目を迎えました。妻の実家から頂いて移植して早23年毎年2度の手入れ作業をしてきました。あと何年作業が出来るかは不明ですが、息子は全く興味がないようですので高所作業が不能になった場合は伐採するしかありません。

庭木としてはとても見た目が良い黒松ですが、手入れ無しで放置してしまうと落葉樹などと異なり見た目は最悪ですね。旧家で放置された黒松を見る機会がありますが、下方の枝は知識がある方が手入れされていたのが解りますが、上の枝になるに連れ枝が暴れてしまい伸び放題です。そのような状態になるのであれば、伐採を選ぶしかない。

梅雨時期の気温があまり上がらない日を選んで、毎年松の芽欠き作業をしてきました。松の芽欠きは、新芽が出る5月頃から可能ですが、あまり早い時期ですと後から新芽が伸びてしまい、芽欠きを再度行わなくてはなりません。

丁度良いのは、6月の中旬以降の高温にならない天気が崩れる前日あたりが作業しやすいです。

松の芽欠きは、指で摘まんで折れますが、この時期になると堅くなるので先の細い盆栽ばさみを使用します。

2020黒松の芽欠きNo1

2020黒松の芽欠きNo2

頂部に近い枝は勢力があり新芽が太く育っていますが、下部の方は新芽が細くて作業は楽に出来ます。

危険ですが、3脚の庭木用の脚立を使用せずに、4脚のアルミ脚立を使用しました。地面が平坦でないと安定しないため転倒の可能性がありますね。しかし、安定する場所を少しずつ脚をずらして探します。それで安全に使用が出来ます。それに3脚は安定感がありますが、若干枝から離れる傾向になります。

2020黒松の芽欠き作業中

作業中に妻が手伝うと言う、欠いた芽を拾い集めて貰いましたが、途中で止めてしまう。去り際に一言、「切りながら入れな」それは出来ませんよ、作業が遅くなってしまい雨に見舞われてしまう。

2020黒松の芽欠きNo1作業完了

2020黒松の芽欠きNo2作業完了

枝の先端に数本出ている一番貧弱な小さい新芽を基本的に1本残します。

午前9時前から作業を開始し12時頃の雨が落ちてくる前に、作業完了しました。
毎年5時間程度費やしていますが、特急作業で終わりました。

これで、11月の剪定までは安心ですが、切り忘れてしまって伸びる新芽があり場合は追加作業をします。

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