昨年の春に友人からパッションフルーツの苗を送って頂き、昨年は室内にて鉢植えにして冬越しさせました。秋口になり伸びた枝をカットして水差しし根が伸びた頃に土に挿して育てました。そして、今年の春に庭先に、親株を鉢ごと土に半埋め状態にし、新しく挿し木で育てた苗を地植えにしてました。
パッションフルーツ自家栽培実る
伊豆大島の友人は北関東地方でも露地栽培できるか興味があり連絡を待っていましたが、実った報告が出来てとても良かったです。1年目の苗を頂戴して育てましたが、昨年は花が咲きませんでした。
延びきったパッションフルーツの枝を新芽を残して短くカットして根が出るまで水差ししてからプランターに挿し木用の土を、ホームセンターで購入してプランターで挿して育てて室内にて冬越ししました。
そして、5月に入りに霜が降りる確率が低くなるのを待ち、庭先の生け垣にしていたカナメモチが枯れて放置していた付近に、親株は鉢ごと土に半埋めにして挿し木で育てた苗を地植えにしました。肥料は、醗酵鶏糞と発酵牛糞の半々のミックスです。
カナメモチの枯れ枝に絡みつき猛烈な勢いで枝を伸ばしました。
6月初旬の梅雨入り前に、親株から伸びた枝に花が咲きました。
蕾は、ほぼ午前中に開花して夕方には花に隠れて下の方に広がっていたガクが閉じて花を隠しました。
そして約1ヶ月後に身が大きく育ちました。
一般的に販売されているパッションフルーツよりやや小さめですが立派に育ちました。
それから、約1ヶ月して実が赤紫色に変化して地面に自然落果しました。
自然落果した状態では、赤紫色で表面が艶があり光っています。このまま食べると早すぎますので皮がシワシワになるまで待ちます。
それから、約1ヶ月半後に包丁で割って食べました。
自家栽培だと思うと美味しさが倍増ですね。
栃木県内にハウス栽培で観光フルーツ園を経営している農家がありますが、摘み取り体験付きで1個500円でしたのでパッションフルーツは大変高価ですね。
上述したのが第1個目でしたが、2個目以降の花が梅雨入りしてしまい旨く受粉できなかったようで実りません。
開花して人工授粉を試みて、籠を乗せてシートで保護しました。すると、複数個実が付きました。
それから、夏になると梅雨の戻りになったような長雨に見舞われながらも同様に籠とシートで保護をしました。5から6個はまだ緑色ですが何れは自然落果してて食べられる状態までになると思われます。それから9月中の晴天時に順次開花して実を付けるようになりました。
通常は2年目の苗に開花して実を付けるらしいが、昨年秋の新しい苗からも開花して実を付けました。気候と土それから肥料がマッチしたからでしょうかね。
冬が来る前に、半埋めの鉢は掘り起こして室内に戻し、複数本を鉢上げして室内に保管し、残りは二条大麦のわらをたっぷりつかい保温してさらにシートで霜よけして冬越し出来るか実験してみようと思います。
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