8月末にたんぼ道で落ちていた大豆の種を救出して耕作放棄畑に蒔きました、12月に入り大分枯れてきて種がサヤからこぼれ落ちるようになりましたので収穫しました。しかし、あまりに収穫量が少ないため郷土料理のごじるを食べたかったのですが、諦めて来年用の種にすることにしました。
耕作放棄畑の大豆を収穫
8月末に農家の方が機械で種蒔きをしていましたが、あぜ道に沢山こぼれ落ちていました。翌日の朝の散歩時に見ると殆どがタイヤで潰されてしまっていましたが、草むらに落ちた大豆の種は難を逃れました。勿体ないので35個の大豆の種を、拾い集めて持ち帰り、耕作放棄畑に蒔きました。
農家の方が機械で蒔く場合の、種蒔き間隔は約10cmでしたが、種の数が少ないし蒔く畑は広いので40cm間隔で蒔いたのが良くなかったのか、それとチガヤの根がはびこっていて生長できなかったのか、半カップほどしか収穫出来ませんでした。
20サヤ以上に2粒または3粒入っているのが最高のできでして、全くサヤに一粒も入っていないカブも数株ありました。
チガヤが生えているのは認識していましたので、種蒔きする地面の周りのチガヤの根っこを除去してから蒔きました。収穫後、株元をほりおこすとチガヤの根っこに巻き付かれた感じでとてもこれでは育てるはずがありません。
大豆の根っこよりもチガヤの根っこの方が成長が早くて負けました。共存してくれません。
チガヤの根っこの具合を見るべく、より広い範囲を掘り起こしました。
チガヤの根を掘るのは、やりがいがあります。約1m幅で50cm掘り起こして根と土を分けるのに費やした時間は約3時間、暇人でないと出来る技ではありませんね。
少ないですが、茎を地際でカットして、サヤから剥き出して古新聞紙に広げて天日干ししました。
来年も大豆の種を拾い集めればそれで栽培できますが、無農薬・無肥料で育てた大豆の種ですので僕としては価値が倍増です。
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