たんぼ道で救出した大豆の種を耕作放棄畑に蒔いて1ヶ月半後に開花

休耕田に、農家の方が機械で種蒔きをしていた翌日、ワン散歩そしているとたんぼ道に沢山の大豆の種が散乱しているのを見ました。殆どの大豆の種はタイヤに潰されて粉々になっていましたが、一部草むらに転がった種が難を逃れて無事でした。折角、種を蒔いて育つはずだったのに、そのまま通り過ぎるのは忍びないと思い、潰れていない大豆の種を拾い集めて耕作放棄畑に蒔くことにしました。

大豆の種を耕作放棄畑に蒔く

たんぼ道で吸湿した大豆の種コーティングが22ことノーマル13個

コーティングした種が22個とのノーマルの種が13個をたんぼ道の草むらから救出しました。

耕作放棄畑のなるべく湿気の少ない場所に蒔きました。草を鎌で植える場所の周り、30cmほど刈って、多年草の地下茎を鎌で切り取り、なるべく元の土を崩さないようにして、救出した種を蒔きました。

たんぼ道で吸湿した大豆の種コーティングが22ことノーマル13個耕作放棄畑に蒔く

種を蒔き終わってから刈草を被せて乾燥を防止しました。

たんぼ道で吸湿した大豆の種コーティングが22ことノーマル13個耕作放棄畑に蒔き刈草を被せる

水まきはしませんでした。大豆は乾燥に強いので次の雨が降るまで放置です。

たんぼ道で吸湿した大豆の種コーティングが22ことノーマル13個耕作放棄畑に蒔き完了

休耕田に機械で蒔いていた間隔は、10cmくらいに蒔いていましたが、耕作放棄畑が広いので、40cm間隔にしました。広すぎのような気がしましたが、あとで草むしりするときに間が広いと作業しやすいと思いました。

余談ですが、以前に収穫後の休耕田付近のたんぼ道に同じように、大豆が散乱していたので拾い集めて翌年に枝豆に出来ると期待して春先に蒔きましたが、背丈だけは大きくなりましたが、さやの中に殆どまめが出来ませんでした。あとで気がついたのが、枝豆用の大豆は種類が違うんですね。早生種でしか枝豆にならないらしいですね。出来るはずのないことに期待しては、大豆の種に申し訳ないです。

たんぼ道で吸湿した大豆の種が開花

立派に枝分かれして背丈が35cmほどになり開花しました。休耕田の農家の方が栽培している大豆は、背丈がこの2倍くらいありそうな勢いです。

コーティングした種から発芽して生長した苗は10株で、ノーマルの種からは7株でした。幸いにして虫食い被害は見当たりません。休耕田の大豆は、虫食い被害が凄いです。栄養たっぷりの休耕田ですので虫たちが、美味しく頂くんですね。

収穫後の楽しみ

秋の収穫が楽しみです。栃木県の郷土料理「ごじる」にして食べます。収穫仕立ての大豆が柔らかい内にすり鉢で潰して味噌味にします。早い話が、スリ大豆の味噌汁です。収穫したての大豆でないと感激度が下がりますので、収穫したら即「ごじる」で頂きます。

因みに、ミキサーでペースト状にすると感激度が低下します。つぶつぶが入っているところが懐かしさを感じます。祖母の自家製味噌汁を飲んだときに最後に残る大豆の破片とごじるが重なり祖母を思い出す瞬間です。

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