梅雨明けして急に元気を取り戻した家庭菜園のトマトが収穫出来るようになりました。梅雨末期に収穫出来るような大きさになった大玉トマトが雨による水分過多で割れてしまい勿体ないことをしましたが、梅雨明けすると水分が適度に減り割れなくなりました。
購入苗の大玉トマト
大玉トマトの苗を2本農家の店みのりで購入して、5月の中旬に家庭菜園に定植しました。今回は、空き袋でマルチ風にして水分過多を少しでも減らそうとして育てました。
キュウリの仕立て方は数多くありますが、定植直後に株元から30cmほど離してパイプを打ち込み篠竹をパイプの周りに数本一緒に縛り直接パイプに茎が触れないように螺旋状に誘引します。
大玉トマトは、収穫までの期間が長いため待ち遠しいですよね。しかしながら収穫出来るとうれしさが倍増です。
大玉トマトの重みで螺旋状に誘引した茎が勝手に降りてきて敢えて縛っている麻紐を緩めて下ろす手間が省けています。
水やりは、苗の定植直後の数日間だけでその後は一切与えていません。元肥は、定植の一ヶ月前に自家製の生ゴミ堆肥と少量の発酵鶏糞のみで、追肥は施していません。
梅雨中は、茎が異常に太くなり株元が割れそうな勢いでしたが、真逃れました。真っ直ぐに誘引していたら手の届かない範囲の高さになっていたと思われます。成長中は、成長点の果房の先端に葉が出るくらいの勢いがありました。下の方の葉がよれているのは栄養過多と思われますが、養分を減らす手立てがありません。出来ることは、上の方のわき芽を残しておいたり葉はなるべく残したり実が大きくならないのを覚悟して適果(間引き)を行わないなどを実施しました。
しかしながら梅雨中は、下の方からせっかく実った青いトマトを虫に穴を開けられて摘果しました。一房に3個ぐらいが目安ですが、どれを摘果するか迷うことがなかった。
虫に穴を開けられなければ、摘果しないため少々小さいですが、生り完熟大玉トマトが収穫出来ました。これで、2本の株から8個目の収穫です。
隔壁が厚くて種の周りのゼリー状の液体が水っぽくないため包丁でカットしてもあまり流れ出さない素晴らしいできです。隔壁の歯触りが変に硬くなくてとても柔らかくて高齢者向きです。甘みはそれなりでさほど多くはありません、酸味が殆ど無くトマト本来の風味は強く感じられます。
これで雷雨が頻繁に降らなければ暫くの間は大玉トマトを味わえそうです。
初期の頃にわき芽欠きをしたときに勿体ないので、刺しておいたわき芽が根付き実を付け出しました。
自然実生のミニトマト
一昨年に農産物直売所で購入したミニトマトと中玉トマトですが、室内で追熟中に潰れてしまった実を畑の隅に埋めておいて芽が出て収穫まで至りました。それが、霜が降りて倒れました。今年の梅雨入り頃に自然に発芽した苗を畑の大玉トマトの列と生ゴミストック場の直ぐ脇に移植して育てました。
手前の2本が大様トマトで5本目までが大玉トマトのわき芽の苗です。奥が自然実生のミニトマトです。
栄養分を少なくしていますが、妙に一粒が大きいのはなぜなのか不明です。ミニトマトだと思い込んでいるだけで中玉トマトだったりしてね。
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