連日、梅雨明けしたかのような好天になった北関東平野部です。
昨日はミニトマトの先端が手の届く範囲を超え、支柱(支え棒)に縛ることが難しくなったので、茎を下にずらしました。通常は、手が届かなくなった場合は摘心をして短くしますが、茎全体を下に下ろすことで高さを調節できます。
今年は雨よけシートを施していませんので、梅雨の長雨に見舞われ実割れが多く出ましたが、後半になり晴れ間も出るほどの天候になると実割れ無しで真っ赤なミニトマトが収穫できるようになりました。
ミニトマトの茎下ろし
楕円球のミニトマトを1本とノーマルのミニトマトを2本購入して育てています。
脇芽は畑に挿して育ち始め一部は開花して実をつけ始めました。
3本とも今年は順調に育ちまして、ここ数日間は毎日小さいざるに1杯ほど収穫できるようになりました。
元気に育ち、現在では先端が手の届く範囲を超えました。脚立を使うと畑に埋まって危険ですので、足場無しで縛れる範囲に高さを調整する必要がありますね。通常ですと、先端部を摘心して短くしますよね。
今回は、茎全体の固定紐を外して下にズリ下ろします。
予め茎は螺旋状に縛る
今年は、篠竹の支え棒にミニトマトの茎を麻紐で固定する際、螺旋状(スパイラル)に巻き付かせるように縛ってきました。
螺旋状(スパイラル)にすることにより、茎をズリ下ろしても折れること無く輪になります。
下の方の葉と収穫済みの房をカット
一番下の方に収穫時期を迎えたミニトマトがあります。下の方の実の収穫が終われば、摘葉(葉をカット)して風通しを良くします。
1本の房が2本に枝分かれして、W房で実った元気いっぱいの房もあります。
下の方の実を収穫します。青いトマトは勿体ないので紐で吊して地面に触れないようにしました。
根元から約50cmの古い葉と収穫後の房をカットします。
麻紐を外す
篠竹の支え棒に固定した麻紐を外します。全部外すと一気に降りてきて倒壊してしまいますので、上の方の一カ所のみ緩めるだけにして外さないで残します。(二人作業でしたら持っていて貰えば良いのですが)
支え棒から一番上の麻紐を下方にずらすと、その他の麻紐は外れていますので篠竹から離れ若干輪が大きくなる。理想的な展開になりました。約50cmほど先端の高さが短くなったところで、緩めただけの麻紐を軽く固定します。
これで一安心、あとは螺旋状になった茎と篠竹の支え棒が接触する箇所を麻紐で縛れば完了です。
この繰り返しを3本共に行いました。
画像では見えづらいですが、茎が自然なカーブになりました。
今後、伸びたらこの作業を繰り返します。重なり合って茎同士が接触すると病気の元ですので、触れないように注意が必要ですね。
茎の輪を広げるとか支え棒で接触しないように縛るなど色々考えられますね。
房の先端から新芽が出現
ミニトマトは房に鈴なり状態で実るのは見ていて気持ちが良いですね。通常は房の先端はトマトの実で最後ですが、なんと初めて見ましたが、房の先端から新芽が出現しました。
ミニトマトの房の先端から新芽が出て花が咲きました。
元肥のあと追肥は1回醗酵鶏糞を施しただけですので、養分過多ではなさそうです。
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