タマネギの種を昨年よりも2週間ほど早い9月15日に蒔きました。水やりなどの育苗管理不足のせいで思うように育たない苗を定植しましたが、小さなタマネギが大半を占める収穫しか出来ませんでした。健康な苗を育てるべく計画を早めました。
タマネギの種蒔き
昨年のタマネギの種は、100円2袋シリーズで泉州中高生黄と天寿を各1袋蒔きました。泉州中高生黄約200粒と天寿約50粒で2袋の合計で250粒ほど入っていました。

2024玉葱3袋
発芽しない粒や発芽しても管理不足で溶けてしまう苗もありますので、定植予定よりも2倍くらい蒔くのが安全圏ですね。
今年は、泉州中高生黄2袋と赤玉葱1袋約120粒を購入しました。泉州中高生黄2袋で約500粒入っていてびっくりです。内容量は変わらずの2mLです。粒が小さいので誤差範囲なのでしょうね。
200穴のプラグトレー2枚と128穴プラグトレイ2枚に蒔きました。全数蒔くのを躊躇して泉州中高生黄の種を200穴のプラグトレー1枚に試験的に蒔きました。涼しい倉庫に移動して新聞紙を被せて霧吹きで新聞紙をしっかりと湿らせておくと表面が乾かなくて済みますね。新聞紙が乾いたら再度、霧吹きで湿らせました。
4日後、もやし状態の発芽を確認して直射日光の当たらない軒下に移動して見守りました。いきなり直射日光は苗が溶ける可能性があるためです。毎日水を与えて1週間ほど軒下においてから日向に出しました。

2024-09タマネギ発芽確認

2024-09タマネギ発芽確認2
あまりの暑さの中でしたので一気に蒔いてしまうと全滅のリスクがあるため躊躇しましたが、安心して発芽確認出来た4日後に残りの種を全数蒔きました。
所々、欠株のように見えるのは発芽不良と言うよりも蒔き忘れたところが殆どだと思われます。

2024-09タマネギ育苗中
かんざし状態で発芽していた葉がピンと1本に立ち始めましたので、一安心して日向で育苗しました。しかし、赤玉葱は120粒の内40ほどしか発芽しませんでした。
タマネギ苗を畑に仮置き
2週間が過ぎた頃に、1回目蒔きの苗の一部が2枚目の葉がで始めました。2回目蒔きの苗も順調に育ち始めましたので、畑に仮置きすることにしました。

2024-10タマネギ仮置き
昨年は、平らにしたつもりでしたが日がたつにつれ地表が波打ちプラグトレーがゆがみ、水分が偏り生育に差が出てしまいましたので、今回は慎重に土を平らにして尚且つ水平器を使い慎重にならしました。

2024-10タマネギ仮置き完了
種蒔き培土の表面が乾かないように籾殻を使用する場合がありますが、多く乗せると水をはじくためイネ科の草の細い茎をはさみで短くカットして乾燥防止にしました。最初は、真面目に5mm前後と短くカットしましたが、段々あらぽっくなり最後は1cm前後になる。
毎日の水やりは、仮置き前と同じですが、これから秋雨の季節になれば毎日の水やりは不要です。それに、根がプラグトレーの穴から伸び始めていますので、少々の水切れでは枯れないと思われます。しかし、昨年の轍は踏まないように水管理は怠ってはいけませんね。
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