タマネギの種蒔きから育苗・定植｜小さい苗を不織布で保護｜無農薬・無肥料・不耕起栽培

9月の25日に泉州黄玉葱と吊り玉葱、それから九条ねぎを200穴プラグトレイ2枚に蒔きました。育苗管理、特に水の管理が悪かったせいか生育にムラが出てしまいました。小さい苗が育つまで待つよりも畑に定植して育てた方が安心かと思いました。

今回も、ダイソーの（2個で100円）種シリーズです。泉州黄玉葱と言う商品名で品種は、泉州中高生黄と商品名の吊り玉葱は、品種名天寿です。それから九条ねぎを購入しました。

プラグトレイに種蒔き

種の数を数えないで、200穴のプラグトレー2枚をホームセンターで購入してしまいましたので、九条ねぎの種を蒔く頃には枠が少なくなり一枠に数個ずつ蒔くことになってしまいました。

2023/09/25玉葱とねぎの種蒔き

同じ2個100円商品なんですが、品種により種の数が極端に違うんですね。天寿は0.35mlで約50粒で泉州中高生黄は2mlで約200粒でした。因みに、九条ねぎは約500粒でした。

タマネギの種は、小さくて蒔きにくいです。一枠に1粒だけ降ろすようにしましたが、複数粒入ってしまいますが、ピンセットで取り出そうとしても土に潜り込んでしまいますね。諦めて、複数本出た場合は定植時にばらすことにしました。

種蒔きして覆土してからたっぷりの水を与えて、古新聞を被せてその上から水を撒いて湿らせて軒下に保管しました。

4日から5日程度で発芽を確認しました。

タマネギとねぎの発芽が揃う2023-09

発芽してからは、新聞紙を外して日当たりの良い場所に移動しました。毎朝水はたっぷり撒きます。

２タマネギとねぎの発芽が揃う2023-10

発芽した頃は、ヘアピンのように折れ曲がって出てきますが、10日を過ぎた頃に1本立ちになりました。

タマネギ苗成長中2023-10-07

育苗床に移設

畑の一角に、育苗用の床を整備して移設することにしました。

タマネギ苗を畑に一角に移設

日当たりの良い畑の一角を平らに削りその上に自家製の籾殻燻炭を引き詰めて土となじませてからプラグトレイを置きました。しかし、これが悪いの結果を招く事になりました。

地面を平にしたつもりでも時間経過すると高低差が出てしまいプラグトレイが波打ってしまいました。途中で直すとプラグトレイの穴から地面に伸びた根を切ってしまうことになるため諦めるこにしまたため、地面の水分のばらつきが苗のばらつきに直結したようです。

タマネギ苗を畑に一角に移設２

プラグトレイの枠ギリギリまで土を寄せました。そして、苗の真上だけに使い古しのポリシートで直接雨が当たらないようにしました。11月に入ると霜を避けるためポリシートから不織布に替えました。

2023-11-27タマネギ苗の生育状況

左端の苗は、定植するには小さすぎる大きさです。高さ10cm太さは爪楊枝サイズ、中央付近の大きいものは、20cmほどで白い部分が4mmから5mm程の太さです。大きいものから定植して小さいものが育つのを待つか、小さい苗も同時に定植するかですが、同時を選びました。畑で育てた方が栄養が豊富なんじゃないかなと思いました。

畑に定植

ガイドロープを張り株間も条間も15cmほどにしました。実際は、18cm位になる。袋の説明では、株間10cmと記載されていましたが、刈草を入れるスペースがある程度必要になりますね。

耕作放棄畑にタマネギ苗を定植2023-11-27

植え穴を掘り、自家製の籾殻燻炭を投入してから定植しました。初期の活着は水分を必要とするようですが、生育期の加湿は避けるべきだそうですね。

耕作放棄畑にタマネギ苗を定植2023-11-27作業中

深植えすると育たないようですので慎重に植えましたが、大きい苗はそれなりに出来ましたが、小さい苗は難しいですね。

耕作放棄畑にタマネギ苗を定植2023-11-27作業中２

定植完了後、刈草を敷き詰めました。苗が小さくて行方不明気味ですね。

耕作放棄畑にタマネギ苗を定植2023-11-27作業完了

不織布トンネルで霜よけをして保護しました。雨が降らない日が長く続くようでしたら散水します。来春の霜が降りなくなる頃まで不織布トンネルを使用します。

収穫時期は、６月頃になります。