彼岸の中日は、午後から強い南風が吹き荒れ、土埃で遠くが霞んでいました。田んぼ道の散歩は体感温度が下がり、目を開けていられないくらいの埃で、途中で引き返しました。自宅付近に戻ると流石に田んぼとは違い、南風が遮られ暖かく感じました。
家庭菜園の野菜
家庭菜園の野菜たちは、冬の間成長が止まっていましたが、暖かくなり目を覚ましたかのように一斉に花を咲かせました。
毎年ソメイヨシノ系の桜の花が咲く頃に咲き始めますが、暖冬の影響で今年は早い開花となりました。
小松菜
小松菜は、霜が降りる寒さの冬の間、糖分を蓄えたようで柔らかく甘みがあっていい味でした。
収穫しないで残しておいた小松菜からとう立ちして蕾を持ち開花しました。
無農薬ですので、虫に食べられて穴だらけになりました。
菜の花と同じく黄色い花が咲きました。
水菜
小松菜よりも早いとう立ちと開花になり今が見頃の水菜です。
とうとう、水菜は収穫しないままとう立ちして、開花したため茎と葉は食べられませんでしたが、花と蕾は食べられました。
苦味がなくて案外美味しいです。
白菜
白菜は、結球しないまま葉だけが成長しましたが、成長終盤に寒さが来てしまい、ポリシートでトンネルを作り暖を取りましたが、時既に遅しで、結球しないままの状態で食べました。しかし柔らかくて捨てがたい。
蕾の下10cmくらいのところを、手で千切り収穫すると脇芽が出てきて、また蕾を付けて花が咲きます。暫くはこの繰り返しで収穫できます。
大根
大根は、細めで収穫してもしょうがないくらいの未成長のものを残しておきました。その他の野菜たちと共にとう立ちして蕾をつけ花を咲かせました。
大根の花は、アブラナ類の花と違い黄色ではありません。白色ベースの極薄い紫色です。株元の葉から茎が成長し、とう立ちして蕾を持ち花を咲かせました。花を摘んで食べると大根の辛味と風味を感じます。種が出来るころ、まだ青い種を食べるともっと強く大根の辛味と風味を感じられます。
各とう立ちした蕾と葉をお浸しにして食べると、いわゆる青臭さがなく苦味もなく、一番美味しいとを思うのは大根です。
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