梅雨入り後の前半は梅雨らしからぬ肌寒い雨天と晴れると真夏ような天気が続きましたが、このところ梅雨らしい蒸し暑い天気になりましたね。そんな中、5月15日につるなしインゲンの種を蒔き、一部が育ち、開花しました。
つるなしインゲン
学名は、Phaseolus vulgaris 原産地中央 アフリカ 豆科インゲン豆属の一年草
特徴
食物繊維・ビタミンC・ビタミンB・カルシュウムなど豊富な栄養素が含まれています。
収穫した時期にもよりますが、若いサヤのインゲンは、下茹で無しで炒めて食べられます。
茹でる場合は、硬さを考慮して茹ですぎないようにした方が良いでしょう。
炒め物・サラダ・天ぷら・ごま和え・煮物・中華風あんかけなど使い方のバリエーションがたくさんありますね。
万能な食材は、和洋中など他の具材に対して邪魔しない優秀な食材です。
つるなしインゲン(わい性種)と、つるありインゲン(つる性種)があり今回は、初心者でも比較的簡単に栽培できるつるなしインゲンの種を蒔き育てました。
支柱設置
一般的に、つるなしインゲンは支柱が不要と言われていますが、栽培場所の状況で風の影響を受け、倒伏してしまう可能性があります。
篠竹を3本または4本を株の周りに挿して上端部を紐で綴じて、未然に防ぎます。
一株につき、3本の篠竹で、支えました。
不安定であれば、中間点で紐などをぐるりと回すか、葉っぱの茎を軽く縛るとしっかりとします。
※支柱が1本の場合は、発芽して間もない頃に挿さないと、根を傷めてしまいます。
大きく育った頃に支柱を設置する場合は、周りに3本または4本の支柱を設置するのが良いと思います。
葉の剪定
古い葉を放置しても、収穫は出来ますが、より多くの収穫を望むために、下の方の葉を剪定して、風通しを良くしました。
風通しを良くすれば、病気にかかるリスクが減ります。実付きも良くなります。
花芽がある茎は、敢えて剪定の必要はありません。
収穫時期
つるありインゲンは、種蒔きから約2ヶ月半で収穫期を迎え、1ヶ月程度収穫期間があります。
つるなしインゲンは、種蒔きから約1ヶ月半で収穫期を迎え、半月程度収穫期間があります。
今回栽培している、つるなしインゲンは、早く収穫出来る反面収穫期間が短いですね。
収穫期間が短い対策として、時期をずらして種蒔きをすると、収穫時期もずれるため長く収穫でします。
※収穫する際は、ハサミを使用しますが、指でちぎれるくらいの硬さの時に収穫するのがお勧めです。
引っ張って収穫すると花枝(茎)を傷めてしまい、以後の収穫に影響しますのでお気を付けください。
画像中下(手前の支柱なし)の2本の苗は、初回の種蒔き後、本葉が2枚出た時点で折れてしまい、根をそのままに放置した結果、新芽が出て復活した苗です。葉が無くなっても復活します。諦めてはいけませんね。しっかりと花芽が出てきました。
画像中央の1本の苗は、2世代目(2回目の種蒔き)の種が育った苗です。
上の画像は、第3世代(3回目の種蒔き)の種が育った苗です(5本成育中)。
画像にはありませんが、第4世代の(4回目の種蒔き)の種が発芽して双葉が出ています。
時期をずらして栽培するのは、長期間に渡り収穫出来て、楽しみが増えてとても良いことですね。
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