梅雨が明けて連日晴れの日が続き、蒸し暑くなっている北関東平野部です。家庭菜園の野菜の育ちが良くなりました。梅雨時期はミニトマトが慣熟前に実割れを起こしていまいましたが、連日の晴れで実割れが起こらなくなり順調に草の生長が進んでいます。先端が伸びて手が届く範囲を超えました。本来でしたら摘心をしますが、今年は茎を下にずらしています。今回で2度目です。
ミニトマトの茎下ろし2度目
前回の茎下ろしは、梅雨明け前の7月20頃に行いました。あれから2週間ほど経過して先端部が前回よりも60cm~70cmほど伸びて手の届く範囲を超え、篠竹の支え棒に固定できなくなりそろそろ下向きに垂れ下がるまでになってしまいました。
前回も述べましたが、茎は直線的に篠竹の支え棒に固定しないで螺旋状に巻き付けるようにして固定してます。
茎をズリ下ろすときに、固定している麻紐を外すとずり落ちて根に近い部分で輪が出来て茎が折れること無く背丈を短く出来ます。
なるべく上の方の固定麻紐を残して、その他全部の麻紐を外します。残した麻紐を緩めて根に近い部分の茎を輪になるように誘導します。それから少しずつズリ下ろして大きな輪になるように誘導します。
地面に敷き詰めた二条大麦のわらに茎が触れないように下ろして、尚且つ茎同士が接触しないようにしました。
先端部に手が届くようになった時点で止めました。あまり下ろしすぎると実が下になりすぎて収穫しづらいし地面に近すぎるのは病気の元ですよね。
腰の高さぐらいに実生りしているのが理想ですが、伸びるのが早くて収穫との釣り合いが取れません。
螺旋状になっている茎と篠竹の支え棒が近くなるところで固定しました。
下の方の古い葉と収穫後の房を綺麗にカットして、風通しを良くしました。
台風が来て倒伏などの被害が無い事を願いつつ、あと1回又は2回はその作業を行う予定で居ます。
あとがき
昨年は、中玉トマトも植えましたので雨よけシートを施しましたが、今年はミニトマトだけですので、実割れの確率は低いと侮ってしまいまして沢山割れました。梅雨時期は、オレンジ色になる頃の収穫にはまだ早いと思っていると度々残念なことになっていました。
梅雨時期は、割れる前に収穫して冷蔵庫には入れないで室内にて追熟をして食べていました。
梅雨明け後は、完熟するまで畑で日光を浴びて栄養成分と甘みを蓄え、トマト本来の風味が増して一層美味しく食べられるようになりました。
人はこの暑さに嘆くが、夏野菜達は夏が来ないと成長できないのです。
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