キュウリの古漬け手順|2017年7月漬け込み開始

暑い日が続きますね。我が家庭菜園のキュウリがなり始め、毎日採らないと草を傷めてしまいす。
冷蔵庫に保管しても消費しなかったら増える一方ですよね。

大きくなり過ぎると、水分が少なくなりすかすかの状態になります。
昆虫でも飼っていればですが、食してもあまり美味しくはありませんね。

そこで、今年は、古漬けに挑戦しようと思います。

キュウリの古漬け用の桶と粗塩

キュウリの古漬け手順

大きな樹脂製の桶(50L?)が、我が家にはあります。冬の時期に白菜の漬け物を作るため桶を利用します。

紙袋入りの粗塩5kg入りを購入して、まずは、綺麗に水洗します。

キュウリは洗わない

大きくなって、見た目も悪いキュウリを、洗わずに(大きなゴミは払う)桶の中に並べます。

キュウリの古漬け用の桶に粗塩とキュウリ

さらに、撮影後、粗塩を投入しました。

粗塩は多めに

粗塩を。約2kgその上に振りかけます。

落とし蓋をします。

重りは十分な重さで

おもりになる石をのせれば取りあえず完了です。軽すぎるとキュウリの水分が出て来ません。

雑菌防止に洗わない

洗わない理由は、変に水を吸わせないためと、水に付着した雑菌の混入の防止です。
最終工程では、塩抜きのために水に晒すので、汚いことはありません。

一両日で水が出て全体に浸る事を願うばかりですが、多分上がってくるでしょう。

塩水が上がって来たら一安心です。あとは無理して普通に食べられるキュウリを投入しなで、あまったキュウリや見た目の悪い食べても美味しくなさそうなキュウリを、洗わずに次から次へと投入します。

追加の塩が必要

そうすると、塩分濃度が下がり腐敗臭が漂うようになってしまいますので、余った粗塩を適度に足して行きます。桶が半分ぐらいになるまでに5kgを入れる感じですね。

塩分濃度の濃過ぎは、気にしなくて大丈夫です。食べるときは塩抜きして食べるため、塩が勿体ないのはその通りですが、多くても問題有りません。

投入終了後の水洗

そして、キュウリの草の勢いがやがて衰え収穫出来なくなり、投入を終了して数日間漬け込んだあと、一旦桶とキュウリの古漬けを水洗します。綺麗にもみ洗いする気持ちで、洗います。

これは、独特の古漬けの臭い香りを除去するためです。通常のお宅ではこの水洗の行程が無い場合があります。そうするとあの独特の香りが漂うことになります。

水洗後晩秋の頃まで熟成

そのあと、再び桶に並べて、粗塩を添加して、落とし蓋並び石を乗せて、晩秋から冬の頃まで熟成させます。

最終工程は、水洗水抜き、味付け

食べる分だけ取り出して、水抜きをして、すり下ろし生姜を乗せ、味付け醤油などで好みの味にして頂きます。

あとがき

この方法は、今は亡き義父から伝授して貰いました。

行程が長くて、気が遠くなりそうですが、こうやって廃棄物を無くし、科学添加物などが一切入っていない、美味しい古漬けが食べられることは、素晴らしいことだと思います。

古漬けは、あの香りが嫌いという方が、大勢いると思います。
是非参考にして頂いて、全く臭くないキュウリの古漬けをご賞味頂ければ幸いです。

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