家庭菜園で収穫したキュウリを8月上旬から順次古漬け用の樽に漬け込みました。10月下旬になると発酵が進み白い酵母に覆われてきましたので、水洗して粗塩を入れ直しました。その後、上澄み液が透明になりましたので、長期保存が可能になりました。
キュウリの古漬け
8月上旬から家庭菜園で収穫したキュウリを収穫して順次粗塩で漬け込み、10月下旬には発酵が進み白い酵母に覆われました。例年でしたら、気温が下がりこのまま放置しても発酵しすぎて独特の古漬けの香りが進みすぎはあまり有りませんが、気温が高いままですので発酵を停めるべく、水洗して粗塩で付け直しました。
発酵中
毎年多様な状態になりますが、自然酵母ですのでどういう酵母が付くかは環境次第です。数年前に製作したときには、なぜか赤っぽい点々が見られるときもありましたが、失敗作ではなく美味しく食べられました。今回の酵母は、白系でややアイボリー色でした。
香りは、なんとなく米ぬかと酒粕の雰囲気がします。
表面には、ふわふわした酵母が浮いていますが、液体全体は、白濁しています。
発行停止水洗天日干し
漬け物桶から取り出して、井戸水で洗浄しました。一本ごと指で塩と酵母を洗い流しました。
約120本ほど有りました。やや黄色いキュウリは、追加投入終わり頃ですので、水分により重りの圧力が弱いのと熟しすぎたキュウリのためかと思われます。
午前中から日暮れ近くまで一日天日干ししました。
粗塩で再漬け込み
なるべく隙間がないように漬け物桶に並べてました。
粗塩を約1kg程投入して、重りを乗せてました。
約1週間後には、澄んだ塩水になりました。塩水にキュウリが完全に浸って無いと長期保存は不向きです。
試食
薄切りにして、ステンレスボースに水道水を入れてもみ洗いします。水切りをしてから再度水道水を入れてもみ洗いします。数回繰り返して食べながら塩分を確認します。やや薄味に感じるくらいがちょうど良いです。水分がなくなるとなぜか塩分を強く感じるためです。
このまま食べると、古漬けらしい食感と風味が味わえます。刻み生姜をトッピングしても良、昆布つゆを香り付けにしても良、ですね。
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