暖かいとは言えど、冬なんで、霜が降り、折角育ったジャガイモの草が、花を咲かす前に枯れ果てました。
来年の夏に、種芋となり収穫出来る事は解りますが、どうしても芋の育ちを確認したくて掘り出しました。
二期作ジャガイモ収穫
花が咲く前に枯れ果てたのは残念です。
殆どが、ゴルフボールくらいの大きさですが、s~Lサイズのみかん程度のジャガイモがゴロゴロと出てきました。
みかんサイズのみ収穫して、残りは土に埋め戻しました。
今回も、芋洗い棒で洗いました。
しかし、ジャガイモが凸凹していて、いわゆるえくぼが、深くて表面が奇麗になりません。
調理
キッチンにて、包丁を使用して、皮を厚く剥きました。
剥いている途中で、普通のジャガイモの皮を剥いている感じと異なり、しゃりしゃり感がある個体が数個ありました。
まるで、ヤーコンの皮を剥いている感覚です。
それを、排除すれば何の問題も起こらなかったと思いますが、全量混ぜて茹でました。
数十分ほど中火でコトコトと茹でました。
試食
試しに、中サイズのジャガイモを取り出し食べると、ほくほくして良い味でした。
それから、上述のしゃりしゃりしていた、個体を食べました。
箸でさして確認しましたが、充分に茹でても、しゃりしゃり感は、残っていました。
食べた瞬間は、まだ気づかない年寄り鈍感でしたが、飲み込んだ後から、強烈な苦みとエグミに襲われ、口をゆすいでも抵抗虚しく、ただただ耐えるだけの時間でした。
もうこの世のものとは思えないくらいの強烈さを味わいました。
強制的に吐けば少しは違ったかもしれませんが、時の過ぎるのを待ちました。
5分程度経過後、少し落ち着いてきて、よく考えると、ジャガイモには、毒があります。
特に、芽、青い皮(緑の皮)、そして小さいサイズの未熟な個体、これでお解りでしょうが、僕は、大きさはSみかんサイズでも花が咲く前の未熟な、ジャガイモをまともに食べてしまった事になります。
食べてから15分程で、強烈な苦みやエグミはすっかり消えました。
その後、30分経過しても、腹痛や下痢、おう吐などの症状も出ませんでした。
翌日も、それから、数日後も体調に異変は、現れていません。
未熟だと思われる、ジャガイモは一個しか食べて居ませんので、同じ鍋で茹でたので、程よく毒がお湯に溶けていたと思います。
あとがき
幸いにして、食あたりになる量には達してなかったようです。
大きさにかかわらず、花が咲く前のジャガイモは、食べない方が良いと思います。
楽天広告