伝統の栃木県郷土料理「しもつかれ」初午前に作る

2021年の初午は2月3日(水曜日)です。毎年恒例で初午(はつうま)の2~3日前に栃木県の郷土料理「しもつかれ」を作っていますが、今年は初午までは間がありますが、農産物直売所で丸々太った三浦大根が販売されていましたので購入して作ることにしました。

因みに、例年節分祭は2月2日でしたが、今年は2月3日でだそうです。計算上のずれが有るため何年かに一度2月3日に行われるとのことです。

栃木県郷土料理「しもつかれ」

毎年自家栽培の大根を使用して、しもつかれを作っていましたが、農産物直売所に行くと丸々と太った大根が並んでしました。品種を伺うと三浦大根だという。通常の青首大根と同じ金額の1本150円です。見た目の大きさは2倍ほどありそうで同額とは凄く得した気分になりました。

農産物直売所のお母さんが言うには、皆さんしもつかれ用に買って行かれると聞き益々嬉しくなり3本購入しました。

2021/01/19農産物直売所の三浦大根

三浦半島で栽培しなくて地元栽培でも三浦大根なんですね。

大根おろし

おろし金ではなく、竹と木材で出来ている鬼おろしがしもつかれには重要アイテムです。粗く下ろさないとザクザク感が無くなりますよね。

2021/01/19農産物直売所の三浦大根を鬼下ろしで

2本使いましたが、皮を剥いて4つ割にしてすりおろします。こんなに量があっても1本分と1カット分です。

2021/01/19農産物直売所の三浦大根を鬼下ろしでおろし中

三浦大根は、わりと柔らかくて水分が多いためおろしやすかったです。それでも、2本分すりおろすのに約1時間費やしました。手首が痛くなり腰にも負担がかかり腰が重たい。

ニンジンおろし

2021/01/19農産物直売所のニンジンを鬼下ろしでおろし中

大根おろしが完了して、次はニンジンを4本おろしました。大根で手首が疲れているところに硬さが増したニンジンのせいで更に痛くなる。

どんな辛いことでも、永遠には続かない時間がたてば完了して解放される。

石油ストーブで加熱

2021/01/19農産物直売所の大根ニンジンストーブで

石油ストーブの上に乗せて、ひたすら煮込みました。

ガスコンロで加熱仕上げ

新巻鮭の頭をストーブの上で加熱すると部屋中に臭いが充満してしまうためキッチンに移動してガスコンロで加熱仕上げしました。

前日に、圧力鍋でお歳暮に頂いた新巻鮭の頭を煮て柔らかくしておきました。

新巻鮭と共に重要な食材である酒粕一袋を鍋に投入します。

2021/01/19しもつかれ完成

鍋が小さいので2つに分けて新巻鮭の頭を煮た煮汁と共に煮込んだ大根おろしとニンジンおろしと混ぜて、酒粕を入れ、油揚げを短冊切りして混ぜて、一煮立ちさせて出来上がりです。

我が家のしもつかれは調味料は一切使いません。各家庭でそれぞれの味付けがありますが、新巻鮭の塩分だけで作っています。

新巻鮭に付着した塩の量で塩味が変わってしまうので、大根おろしの量で調整しています。

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