2021年2月3日は初午でしたね。我が郷土栃木県では、初午に伝統料理であるしもつかれといなり寿司を食べる習慣があります。最近では、恵方巻きを食べる習慣が根付いてきたようですが、当地では本来柄恵方巻きでは無くいなり寿司だったんです。
しもつかれ
毎年、初午の少し前に栃木県の伝統料理しもつかれを作り、味見をしながらも初午の日に食べています。今年は、冷蔵庫内の冷凍室が目一杯になり昨年末にお歳暮で頂いた新巻鮭の頭が邪魔になりましたので、1月中に大根とニンジンを使い新巻鮭の頭の出汁で、しもつかれを作りました。
伝統の栃木県郷土料理「しもつかれ」初午前に作る
2021年の初午は2月3日(水曜日)です。毎年恒例で初午(はつうま)の2~3日前に栃木県の郷土料理「しもつかれ」を作っていますが、今年は初午までは間がありますが、農産物直売所で丸々太った三浦大根が販売されていましたので購入して作ることにしま...
しかし乍ら、あまり早く作ってしまったので、初午の日に残っていたのはほんの少しだけでした。
いなり寿司
初午の由来は、稲荷神社の総本宮、京都府の伏見稲荷大社がある稲荷山に西暦711年2月の初午の日に稲荷大神が鎮座したと伝わります。
近所には鹿島神社しかありませんが、各地の稲荷神社を祀る地では初午の日に例大祭や風習が残ったそうです。
故に当地でも、初午にはいなり寿司を食べる習慣が残っているんです。
いなり寿司は、スーパーマーケットで一番安い油揚げを買ってきて、醤油と砂糖、みりん風調味料で煮て、酢飯を詰め込んで作りました。
あとがき
子供の頃は、初午の日に恵方巻きを食べる習慣がありませんでした。
全国的には戦後から恵方巻きを食べる習慣が根付いたとの説がありますが、当地でも恵方巻きを初午に食べる習慣が根付いたのは、昭和時代末期か平成時代に入って頃でしょうか、メディア戦略にまんまと乗せられて本来の伝統習慣を見失ってしまったのです。
コメント
ほぇ~・・・Σ(・□・;)
稲荷だったんですね!
今や巻きずしが超定番になってますが、それを聞くとちょっといなりも盛り返してほしいところです(*´ω`*)
稲荷様の日だったんです。
いなり寿司を食べるべき日だったんですが、いつの間にやら恵方巻き戦略に嵌まってしまったんですよね。