春に蒔いた種から育ったゴボウを収穫しました。ポリカーボネイト波板による囲いの床に春蒔き用のゴボウの種を蒔きましたが、土の厚さと籾殻の厚さが関係しているようで又根や曲がったゴボウが出来てしまい、失敗作のようです。
春蒔きのゴボウ収穫
本来の間引きをせずに自由に育てた結果、密植栽培のなれの果てのようで素直に真っ直ぐなゴボウの収穫が出来ませんでした。
10月に試し掘りをして収穫しましたが、ポリカーボネイトのサークルのためスコップを入れるのが困難になり比較的株が密集していない掘りやすいところを掘りました。細いながらも割と素性がよくいわゆるゴボウらしさに安心していました。
12月になり、ほぼ葉が枯れましたが、まだ1部の葉が残っている状態で掘りました。一番上の土は約30cmでその下に籾殻を40cm入れて栽培しました。
簡単に引き抜けると思っていましたがそういうわけにはいきませんでした。
ポリカーボネイトの波板を外して土を排除して掘り進めました。
ゴボウという作物は、真っ直ぐに直下に向かい伸びるものだと思い込んでしましたが、密植栽培が仇になったらしいです。隣同士が絡み合い自由に直下に行く株と水平に伸びる株、そして又根の株などが複雑に絡み合い引き抜くのは困難になりました。
上土の約30cmを過ぎた当たりから又根になり、まるで高麗人参状態になりました。比較的柔軟だと思っていたゴボウでしたが、手荒に扱うとポキポキ折れてしまうことに難儀しました。掘り出したまともなゴボウよりも地中に残ってしまったゴボウが多いかもしれません。
比較的素性の良いゴボウを撮影しましたが、悲しいかなご覧の映像よりも地中に同じくらいのゴボウが残ってしまったと思います。
3本のみ調理に使用する予定で残りは、ポリカーボネイトの波板を組み立て直してその中に、今回掘り起こしたゴボウを埋めることにしました。
ゴボウの上に土を被せて、乾燥を防止しました。
最後に籾殻を被せて保温して、ポリシートで雨よけをして順次調理に使います。
今回のポリカーボネイト波板サークルの考え方は決して間違いでは無いと思っていますが、密植栽培はリスクが多すぎます。このポリカーボネイト波板サークルを来年も使用してリベンジも良いですが、来年は別な場所(畝)で今年の余った種で、正規な方法で栽培したいと考えています。
ゴボウとニンジンのきんぴら
今回収穫のゴボウと自家製のニンジンそれから自家製の鷹の爪で金のぴらを作りました。ゴボウらしさの風味とニンジンの甘み、それから極端に辛い鷹の爪の味にを味わえました。
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