毎日のように霜が降りてすっかりとジャガ芋の葉と茎が枯れ果て時期が少々遅い収穫期を迎えましたので、北風が比較的穏やかな日を選び作業をしました。北風が強いと寒すぎますが穏やかな日は厚着しているせいで汗ばんでしまいかえって汗が冷えると寒くなりますね。
秋ジャガ芋(品種はデジマ)収穫
1回目の弱い霜では葉が黒く変色しなかったので、慌てて不織布を施しましたので少しは葉と茎が延命されましたが、毎日のように霜が降り始めると不織布の効果はほぼ無くなり葉と茎が枯れ果ててしまいました。本来でしたら、11月の中旬頃に諦めて収穫していますが、今回は、仕事が入り今頃になってしまいました。
葉と茎が完全に枯れ果ててしまい、どの場所に育っていたか区別がつかない状況でスコップなどで掘ると折角育ったジャガ芋を傷つけてしまいますので、慎重になり作業が思ったほど進みませんでした。
発芽が遅れてしまい、上の画像のように種芋の付近に大豆粒ほどの子芋が出来ている状態の株が半分以上有りました。種芋はとても綺麗でこのまま来年まで地中に置けば再度発芽しそうですが、腐敗すると次の作物に悪影響が出てしまいますので、諦めて畝の上に放置して養分になって貰います。
上の画像のように虫食い被害が目立ちます。この傷が元になり腐敗してしまうと土に悪影響が出てしまいますね。
早い時点で、発芽して育った株はご覧の通り約100gから約120gで5個ほど収穫出来ました。
今回は、芽欠き作業は一切なしで放置しましたが、昨年、芽欠きした株とあまり変わらないような気がします。
ゴルフボール大未満の子芋は畑に放置しました。タヌキのご馳走になるでしょうね。遅い時期に種芋を植え付けしたあげく、発芽するまでに日にちが経過してしまいました。発芽サイクル(休眠期間)が少しずつずれてしまいますので発芽遅れは致し方ないです。
2年ほどしたら、自家採種の種を全部使わないようにして少量を販売店で入手し追加した方が良さそうです。
収穫後カゴに入れて、倉庫に保管しました。体重計で計測すると約7kgありました。地中に置くよりも冷暗所に保管した方が甘みが増してより美味しくなります。
今回の作業で、栽培している半数まで収穫していません。必要に応じて小出し収穫し、それでも残れば畑保管にしたいと思います。放置しておけば来春に発芽してまた収穫出来るようになる思います。
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