我が家の庭の片隅に生えている雪の下(ユキノシタ)が開花しました。そしてシュウカイドウの実生の新芽が出始めました。ユキノシタの開花時期は5月から7月の初夏の時期で、シュウカイドウは8月から10月頃の暑い時期に開花します。
雪の下(ユキノシタ)開花
雪の下(ユキノシタ)は、学名Saxifraga stolonifera ユキノシタ科ユキノシタ属 原産国は、日本・中国・朝鮮半島
葉は円形で産毛があります。産毛は葉茎、花茎にもあります。
半日陰の湿った土地を好むと言われますが、我が家では日当たりの良い晴天が続くとやや乾燥する場所に生えています。
湿地が好みと生息不可は別物ですね。
隣地との境の土手やその付近の平地に植えて有ります。土手が崩れないように植えてありますが、土ごと流れてしまい、植え直すことも何度かありました。
雪の下という名がついたとおり耐寒性は十分あるようです。
最近の温暖化で真夏の暑さにも耐えるので、手入れらしい手入れは無くても自然繁殖しています。
株の中心から50cmほどの花茎が伸び始め5弁の白い花が咲きました。今時は食用や薬用にしている家庭は少なくなったようですが、かつては食用や薬草として栽培されてといわれますね。
シュウカイドウの実生新芽
シュウカイドウは、学名Begonia grandis シュウカイドウ科シュウカイドウ属
原産国は、中国大陸(山東省以南)、マレー半島
江戸時代初期に園芸用に持ち込まれたと言われます。
雪の下(ユキノシタ)同様に、半日陰の湿った土地を好むようです。
我が家では、垂れエゴノキの北側の根元に植えてあります。
雨が降り土手から水が染み出すと暫くの間は土地が湿っています。
8月頃から10月頃まで花を楽しめます。
数年前まではシュウカイドウが十数株有りましたが、父親による除草剤散布の影響で、二株だけ残り花を咲かせて、種がこぼれたので発芽しました。
2cmくらいの小さな葉は、根元に種がついているので実生だというのが解りますね。
密集しすぎているため、土手の斜面に実生の新芽を移植しました。
暫くの間、草むしりで踏みつけないように気をつけなければなりません。
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