一時的に真夏のような暑さが続きましたが、本来の気温に戻った当地です。
そして、まとまった降雨が無く恵みの雨はいつ降るんでしょうか、平年の梅雨入りは、東京などと同じ時期で6月8日ごろですが、空梅雨の予報も出ています。
晴天が続き家庭菜園の野菜に水まきしても表面が直ぐに乾いてしまいますね。
麦わらを苗の傍に敷き詰めると遮熱並び保湿が出来ますので、隣接の畑の二条大麦を早く刈り取りしないかと心待ちしていましたが、遂にその日が来ました。
米からの転作奨励で、田んぼに作られることが多い当地ですが、隣の畑で二条大麦が栽培され運搬が容易なんです。
近所の方達も心待ちにしていたようで、刈り取り始めると一輪車を押して集まりました。
二条大麦の藁を家庭菜園へ
昨年は、刈り取りと同時に麦わらをカットしてしまっていましたが、今年は部分的に長いままで作業してくれました。
優しさに感謝です。
短い麦わらも頂きましたが、乾燥した麦わらは軽量ですし、長いままですと持ちやこびが容易でした。
生産農家の方が、麦わらを短く刈り取りと同時にするのは、やがて堆肥になることを想定しています。
長いままだと次回トラクターで耕すときに絡まってしまうので、やりたくないのだそうです。
野菜の苗に敷き詰めるのであれば、二条大麦の藁より小麦の藁が丈夫で長持ちするんですが、贅沢は言えませんね。
各苗に麦わら敷設
ネギの苗・トマトの苗・ピーマンの苗・キュウリの苗・ナスの苗・夕顔の苗(干瓢の元ふくべ)にふんだんに使いました。
ネギの苗に麦わら敷設
ネギに対しては、保湿や遮熱はそれ程必要でありませんが、土が軟らかく保たれるため引き抜きやすくなります。
落ち着いた頃を見計らい、麦わらの上に土を被せます。
トマトの苗に麦わら敷設
トマトの苗の周りに敷き詰めました。
トマトの苗は、畝を作らないで平面に植えましたので、藁が敷きやすかったです。
短くカットされた麦わらを円形に敷き詰めました。
下の枝から実を付け始めました。
成長過程では、実は付けない方が早く背丈が高くなって太くなりますが、このまま見守ります。
ナスの苗・ピーマンの苗・キュウリの苗に麦わら敷設
畝の上に苗を植えてあるため、滑り落ちそうです。
落ち着くまでは、何度も上に戻さなくてはなりません。
ナスの苗は、篠竹の支柱がストッパーの役目をして、麦わらが留まっています。
ピーマンの苗には、まだ支柱が施してないため、一番先に滑り落ちそうです。
しかし、午後になり風が強くあり、畝から滑り落ち薄くなりました。
夕顔の苗(干瓢の元ふくべ)
今回の麦わらで一番必要とするのが、夕顔の苗なんです。
遮熱と保湿は勿論ですが、他に2つあります。
1.雷雨などの短時間に大量の雨が降ると根付近が洗われてしまいますので、雨を緩衝する意味があります。
2.やがて干瓢の元となるふくべが実る時に、病気や変形、汚れ防止などに、麦わらの絨毯の上で成長させるためです。
夕顔も、畝の上では無く平面に植えました。成長を見越し広範囲に麦わらを敷き詰めました。
さらに、成長して伸びた場合は、予備にとって置いた麦わらを追加します。
伸ばしてあげて、2本有る夕顔の苗の枝同士を近づけて、交配するようにします。
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