父親の通うデイサービス施設でクラスター発生｜新型コロナウイルスCOVID19

2021年新たな年の幕開け、昨年は新型コロナウイルスCOVID19の影響で平穏な暮らしから一転して不安な日々を送る毎日となりました。今年は新しいワクチンが開発され世界中で接収が開始されつつあり終息に向かうことを期待できそうです。昨年末、父親の通うデイサービス施設から電話連絡があり利用者が陽性になり職員も陽性になったので、希望する利用者にPCR検査キッとを届けると言う。

父親の通うデイサービス施設でクラスター発生
あとがき

父親の通うデイサービス施設でクラスター発生

79歳の父親は、2018年に脳梗塞により失語症になり最近では、認知機能の低下が著しく進んでいる状態で、デイサービスに週二回通い、月一回二泊三日のショートステイを利用しています。

デイサービス施設は職員22名利用者約70名です。

年末にデイサービス施設職員から電話連絡

昨年末の31日に、デイサービス施設の担当者から電話連絡がありました。普段、留守電にしておいて余計な電話に出ないようにしていますので、メッセージ入力途中でデイサービス施設からの連絡と解り充電器を取る。

30日に利用者様が新型コロナウイルスの検査の結果陽性反応が出で、続いて職員四名が陽性反応が出たという。

父親に対して、職員との濃厚接触の可能性が大という事でした。症状を尋ねられるがそれまで変わった症状は無いと伝える。味覚嗅覚障害の有無などを尋ねられても不明と答える。父親とは会話が成立しないので、困難な質問だね。

2度目の電話が1月1日にありました。元日から休日返上で対応に追われてた施設職員大変だったでしょうね。
希望者にPCR検査を実施するので、唾液を採取の検査容器を自宅まで届けるという。是非、お願いしますと伝える。

1月2日夕方までに自宅に届け、次の日に回収に来るという。

そこで不思議に思ったのは、これまでメディアの情報ですと、保健所や相談センター、かかりつけ医院などの指示でPCR検査をすると思っていたが、いきなり検査容器を届けるとは不思議に思う。自宅に届けると言うことは、抗原検査ではないかとその時点では思って居た。

電話を切ってから、父親に問診するが全く会話不能、仕方なく体温だけを測定するが平熱で問題なし、顔色も普段通りで問題なさそうです。

PCR検査キットが届く

1月2日の夕方に、施設の代表取締役自ら検査容器を届けて、今回の事柄に対して謝罪の言葉を述べられました。こればかりは誰のせいでも無いので気を落とさずに事態の収束をお願いする旨を伝えて検査容器を受け取る。

2021/01/02PCR検査キット

感染経路などについては、あくまでも想像ですがと前置きをして、利用者様宅にご親戚が都内から訪問され感染して、職員4名とその家族1名が陽性反応が出たとのことでした。

2021/01/02PCR検査キット２

説明書には、RT-PCR検査と記載がありました。民間の検査機関だと思う。

対岸の火事的にテレビを見ていましたが、まさか父親の通うデイサービス施設でクラスターが発生するとは思いませんでした。

唾液採取から24時間以内で冷蔵保存して欲しいとのことでしたので、夕方回収するのであれば、夕方近くに採取すれば良いかなとの質問に、高齢者は中々唾液が少ないため取るのが困難だという。夕方回収に来ているときに焦って唾液を採取していては迷惑を掛けるので翌日の朝から行うことにしました。

高齢者には困難な唾液採取

1月3日の朝、顔を洗って口をゆすぐ前に、唾液を採取しようと考え、身構えて起床させる。

検査容器の蓋を開けて、動作を見せながら唾液を容器に吐き出す旨を説明してから本人に渡すが、全く意味を理解していない。

容器を加えて吸っている。それはぜんそくの吸引式の薬じゃないよ。吐くんだよ～口にくわえたままで吐こうするが吐け出せるはずないね。

唇を容器の縁に押しつけるような仕草をして見せてまねさせる。しかしですよ、朝一番の唾液採取は理想だと思いますが、高齢者には出にくいですね。両手で頬を揉んであげて唾液の分泌を促すが、まるで出ない。梅干しを思い出せというと「わがった」出ない。梅干しの味を思い出せというと「しんね」（しらない）困ったね、梅干しの味を忘れる父親。

暫し休憩するしか無いね。15分ほどしてから、温風ヒータとコタツで体が暖まったころリベンジしました。

検査容器の蓋を開けて、再度挑戦しましたがまた口にくわえて吐いている。15分で完全リセットしてしまう。上述の説明をして思い出させる。

体が温まると、血液の循環が良くなり唾液の分泌も良くなるんですね。規定量の最低限まで唾液を採取出来ました。