秋ジャガの種芋を種苗店て8月9日に購入して暑さが落ち着く頃を見計らって定植しようとしておりましたが、猛暑が続きましたね。涼しくなるのを待ちきれずに、8月25日に耕作放棄した畑に定植しました。暑さの影響で種芋が腐敗するリスクがありますのでためらっていましたが実行しました。
秋ジャガイモ
ジャガイモは寒冷地栽培が盛んですが、寒冷地では春植えのいわゆる春ジャガイモが主に流通していますね。暖かい地方では、当たり前のように年に二回、春と秋に栽培されていますが、温暖化で当地でも栽培が可能になったようですので、種苗店やホームセンターなどで秋ジャガイモの種芋を販売するようになりました。
秋ジャガイモの種芋を購入
大量に、仕入れてはいないようである程度固定客が付いていて極端に多く仕入れても売れ残っては腐敗してしまいますので、例年に習って仕入れているようです。新参者は売り出したら直ぐに購入しないと売り切れてしまいます。女性店員に聞いてみたら数日間で売り切れるそうです。
早く購入するのは、売り切れを回避できますが、保管中に腐敗するリスクがかなり大きいです。女性店員に、注意点を聞きました。保管方法は、倉庫などの比較的涼しい場所で、発泡スチロールの箱に新聞紙を敷きその上に種ジャガイモを乗せて保管すると良いと。まだ芽が出てない事について聞くと、お盆を過ぎた頃に発芽する予想だそうです。もし早く出したければ、新聞紙を包んで暗くすると出やすいそうです。それから女性店員からの質問で、ジャガイモの種は切りますか?なるべく切らずに丸のまま埋めた方が、腐りづらいと仰っていました。お盆を過ぎてから埋めた方が良いですとも仰っていました。
散々質問攻めにして、多くの時間を割いて貰った割には、購入したのはたったの1kg入り一袋780円税込み(品種名はデジマ)でした。面倒な客だ思われたんじゅないかな。なるべく切らないで埋めるとなると、小さいサイズでないと良くないですが、袋には大きいサイズと小さいサイズが均等に入っていて選択の余地がありませんでした。
秋ジャガイモは、冬が来るのが早いと霜の影響を受けて葉が枯れてしまい、十分な大きさまで育たないで収穫することになってしまいます。
秋ジャガイモの種芋を定植
なるべく早く定植して少しでも寒くなるまでに大きく育てなくてはいけませんが、なにせこの暑さの中で埋めると腐敗するシスクが大きいです。それでも、月末頃から涼しくなるであろう希望を持って埋めることを8月25日に決意しました。

秋ジャガイモの種芋2個腐敗
8個入りで、1kgとなっておりました。そのうちの2個は一部が腐敗してしまいました。腐っている部分と正常な部分を多めに切り取り灰をすり込み正常な芋とは別な場所に植えました。案の定、腐敗して2個から新芽は出ませんでした。掘り返して調べるとドロドロして皮だけ残る状態でした。やはりカットしては駄目ですね。定植後は、刈草を被せて地温が上がらないようにしました。

秋ジャガイモの種芋を定植
腐敗するリスクが大きいので1kgだけ購入で正解だっようです。しかしながら、見た目の良い正常と覆われる種芋からは、新芽が出ました。
9月に入ってから発芽していたことに気づかずにいて、1株から5本から6本の芽が出ていました。それに、刈草が多すぎたせいでもやし状態で芽の先端が枯れていました。慌てて、刈草をはぐり直射日光を当て、葉が元気になってから芽欠きをしました。

秋ジャガイモの種芋から発芽して芽欠き
1株あたり、3芽にしました。通常は1芽または2芽だそうですが、管理不足のリスク低減です。小さいジャガイモでも次回の種芋に出来ます。そして、もっとせこい事をしました。ジャガイモの芽欠きははさみでカットしなくて引き抜きます。すると茎に根が付いていきます。それを埋めれば、再生してジャガイモがなるらしいです。

秋ジャガイモの種芋から発芽して芽欠きして植える
芽欠き作業後、先端をカットしてから植えました。8本ほど植えましたが全部生きているようです。
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