耕作放棄畑でジャガイモの皮でジャガイモ栽培｜無農薬・無肥料・不耕起栽培

梅雨らしくない晴れの日が続く中、隣接ずる耕作放棄畑にジャガイモの皮を埋めてジャガイモ栽培してました。葉や茎が枯れ始めましたので、掘って収穫しました。

耕作放棄畑でジャガイモ栽培

耕作放棄畑

約200坪ほどの畑が我が家の家庭菜園に隣接しております。耕作放棄して30年超となります。以前は、トラクターで耕して綺麗にしていていつでも畑に復帰できる状況でしたが、10年くらいは全く草刈りすらしていませんでした。見るに堪えないため、地主に申し出てボランティア草刈りをすることにして約3年経過しました。わざわざ、充電式草刈り機を購入して、夏場は一ヶ月に一度程度草刈りをしています。庭木の剪定で出た枝を仮置きなどの利用はしています。

ジャガイモの皮を埋め、芽が出そろってから間引き

そして今年は、調理で出たジャガイモの皮を、耕作放棄畑に埋めて収穫出来るか実験しました。

4月頃に、ストックしていたジャガイモから芽が沢山出ていましたので、皮を通常より厚く剥いて埋めることにしました。5個分のジャガイモの皮を埋めました。

草刈りしていて、雑草は割と短かったのですが、暫くの間耕していないため硬くて掘ることが困難かと思いきや案外土はふかふかでした。雑草の根がはびこっていますので、のこぎり鎌で雑草の根を切り開くように10cmほどの深さにジャガイモの皮に出ている芽を上側にして、一列に並べるイメージで埋めました。

1ヶ月ほどたちましたか、元気よく芽がごっそりとそろって出ましたので、ある程度強く太い茎を6本から7本ほど残し間引きました。完全放任でも良いかとも思ったが今回は間引きました。

元肥も追肥も全くなしです。殺虫剤なども使用していません。30年超の自然のパワーのみです。

ジャガイモ収穫

耕作放棄畑のジャガイモの草

雑草とジャガイモの草の区別がつきませんね。やや黄色くなった葉がジャガイモの草です。大分雑草が伸びて来ましたのでそろそろ充電式草刈り機の出番です。

耕作放棄畑のジャガイモ収穫

Lサイズが3個とMサイズ5個、ゴルフボール大が10個とそれより小さい芋が20個ほどでした。土寄せが十分でなかったので、緑色になった芋が数個ありました。

それにしても、周りの雑草がジャガイモの草丈より高くならないように排除したり、ほんの少しの土寄せだけで、この通りの収穫量です。

種芋を買わずに、肥料も買わない、土地利用料は当然無料、一が十を生むと言うより零から十か？。

ゴルフボール大とそれより小さい芋は、埋め戻しました。発芽時期を迎えると、自然に繁殖しますので、完全循環栽培できそうですね。

なお連作障害は起きにくいと思われます。実際に、生ゴミ堆肥ストック場にジャガイモの皮で自然繁殖していますが、見た目の障害は確認できません。

収穫して試食

収穫したその日の夕方に、茹でて食べました。男爵いもだと思われる皮から出来ていますので、男爵いもらしいホクホクした感じで、甘みがとても強く感じました。