ススキの穂を見ると秋が来たという感じになりますね。まだ穂が出始まりでやや茶色になっていますが、ススキとヨシの穂が出そろいました。
何時ものように小貝川堤防を散歩中に、あの暑い夏は、過ぎ去ったことを実感しました。
ススキの穂
イネ科ススキ属の植物で、尾花ともいい秋の七草の一つであり、茅(カヤ)または、萱と呼ばれ、かつて茅葺き屋根などに利用されました。
各地区に茅場と言う、茅を育成する場所が、かつてはたくさんありました、現在は河原などに生息しる多年生草本です。
高さは1メートル~2メートルで、地下には短いがしっかりした地下茎があり、そこから多数の花茎を立てる。葉は細長く、根出葉と稈からの葉が多数つきます。
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茅(カヤ)の葉と穂Dense
何時の散歩コースは、小貝川の西岸(自宅に近い側)ですが、茅が生い茂って穂を出し始めました。
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茅(カヤ)の葉と穂up
ヨシの穂
イネ科ヨシ属の多年草で、地下茎は一年に約5メートルも伸び、適当な間隔で根を下ろす。
垂直になった茎は、2~6メートルの高さになり、暑い夏ほどよく生長します。
葉は茎から直接伸びており、高さ20~50センチメートル、幅2~3センチメートルで、細長いのが特徴です。
花は、暗紫色の長さ20~50センチメートルの円錐花序に密集しています。
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ヨシの穂と葉Dense
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ヨシの穂と葉
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ヨシの穂up
対岸(東岸)、群生するヨシがありますが、西岸に何故か単独で生えていた、50センチメートル程度とまだ成長し切れていないヨシを撮影しました。
あとがき
ススキの穂に見た目が似ているチガヤを以前に紹介しました。
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