里山を探索中に、漆(ウルシ)に似た花が、満開になり真っ白いく綿帽子を被ったように見える様はとても美しく感じました。
ヌルデの花
ヌルデ(白膠木)学名は、Rhus javanica又は、Rhus javanica var.chinensis ウルシ科ヌルデ属の落葉高木です。
ヌルデの名の由来は、かつて幹を傷つけて白い汁を採り、塗料として使ったこと云われています。
雌雄異株で、樹高は5~6mほどの小高木です。
葉は9~13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で、葉軸には翼があります。
花は円錐花序で、7~8月に開花し、花は数mm程度で、5つの花弁があります。
漆(ウルシ)
葉が漆(ウルシ)に似ていてよく間違えますが、漆の花は6月頃に咲きます。
下の画像は、漆の木の若木です。触ると皮膚の柔らかい部分がかぶれるので注意が必要です。(かぶれない人もいます)
子供の頃山遊びして、かぶれました、当地では「うるしにかせる」と言います。
当時、親世代は、天ぷらにして食べましたが、「かせる」がトラウマになり、これだけは絶対に食べませんでした。
若木の幹は、真っ直ぐで、いわゆる「素姓が良い」ですね。
余談ですが、父親は生家の裏山の大木から樹液を採り、大工道具の墨壺に塗ってましたね。
僕は、当時近寄ることも絶対にしませんでした。
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