梅雨の合間の陽光を浴びて、育ち始めた丸オクラの苗でしたが、アブラムシの被害に遭い、葉が丸まってしまい成長が止まっていました。化学殺虫剤を使用しないで、自作の防虫剤を試してきましたが、大きな効果が無く、退治出来ませんでした。そして、ジャガイモの収穫後移動してきたニジュウヤホシテントウが新たに加わります。
丸オクラの害虫退治
アブラムシ
葉の裏側にアブラムシが繁殖し、葉を食べると、葉が丸まってしまいほぼ成長しなくなります。
裏側めがけて自作防虫剤を噴霧してもアブラムシの繁殖は抑制されませんでした。
丸まってしまった葉は、切り落として裏側に付いたアブラムシを指ですり潰してから廃棄しています。
葉の裏側を優しく撫でるようにして、アブラムシを親指ですり潰します。強く擦ると葉が痛みます。
この作業を1日2回から3回行って、約2週間経過しました。
すると、アブラムシに襲われても丸まっていない葉は、今では手のひらを上まる大きさまで成長し始めました。
1度丸まった葉は、成長が見込めないと思い切り落としました。
本葉二枚と新芽があれば十分成長します。茎も急に太くなりました。
ニジュウヤホシテントウ
通常のテントウムシは、害虫を食べてくれる益虫ですが、見た目は同じテントウムシですが、この種は葉を食べてしまうため、アブラムシと同様に菜園では、厄介者扱いされます。
葉の表と裏側の二重被害に遭っていますね。急に増えだしたのは、ジャガイモの葉を食べていて繁殖をしていましたが、収穫が終わり食べる葉が無くなり、我が家庭菜園の丸オクラやキュウリ・ナス・トマト・インゲンなどに移動してきてしまったんです。
黒点を数えたことはありませんが、28点あるんでしょうね。
退治方法は、至って簡単です。人差し指と親指で摘まんで圧力を加えると黄色い体液が飛び出しそれで退治完了です。
そして、大地に還元されます。
ダンゴムシ
ダンゴムシは、作物など株付近に生息し、土壌浄化隊として益虫扱いされる場合が圧倒的に多いと思いますが、希に新芽や花芽を食べる場合があります。
つるなしインゲンが開花し、それにつられてダンゴムシが花芽に食らいついています。通常は株付近の藁などに隠れて土壌浄化をしているんですが、インゲンの花はダンゴムシにとって美味しいんでしょうね。
今回は、常日頃土壌浄化隊として活躍しているのを考慮して放免しました。
あとがき
各苗もある程度育てば、虫の被害に遭っても耐える体力が付きますが、小さい頃は、気をつけてケアしてあげないと成長が妨げられてしまいます。
費用対効果を考えると買って食べる方が断然お得ですが、家庭菜園は、 こう言った困難を乗り越え作るのが楽しみなんです。
コメント
アブラムシ対策にはナナホシテントウ氏に援軍を頼むという選択肢もありますが、ニジュウヤボシとダンゴムシはなかなかナナホシテントウ氏でも難しいですもんね(^^;
ナナホシテントウ虫の援軍が欲しいところですが、なかなか我が菜園に来て頂けないようです。
ニジュウヤホシテントウ虫は、ジャガイモの収穫後極端に多くなりました。毎日駆除に負われています。