丸オクラ収穫|無農薬有機肥料で育つ

梅雨明け前から晴れて蒸し暑い日が続きます。5月下旬に丸オクラの種を蒔いて、数日後発芽し順調に育ちましたが、6月下旬に、アブラムシの被害に遭い、葉が丸まりいじけて成長が止まりました。しかし試行錯誤の末復活、収穫出来ました。

丸オクラ

丸オクラは、高温多湿を好み、また土壌の乾燥にも強く、夏の強い日差しを受け生育するため、高収穫には日当たりの良い土地が適しますね。

倒伏対策などをすれば、丸オクラは初心者でも簡単に栽培できます。丸オクラは採り忘れて少々大きくなっても柔らかいです。

ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・鉄分と食物繊維を豊富に含んでいます。

丸オクラ成長中

育て方と成長の記録

5月以降が種蒔きの適時といわれ、気温が20度から30度が適温です。

元肥と種蒔き

苦土石灰を事前に畑に撒き、元肥として、発酵鶏糞と腐葉土を畑に撒き、ミニ耕耘機で耕した後、鍬で畝を作って種を蒔きました。(5月19日)

丸オクラ種蒔き中

種は一晩水に晒しましたが、水に晒さない種と比較して、発芽率は変わりませんでした。
優良メーカーの種は発芽率が良いですね。

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追肥と支え棒

追肥は、発芽して本葉が出始めてから2週間ごとに、畝の上部や肩に溝を掘り発酵鶏糞を入れて土を被せました。

その頃、篠竹を挿して倒伏対策を早めに行いました。根を痛めるため根張りが少ない時点で支え棒を挿した方が良いです。

防虫対策

本葉が出始めた頃、アブラムシに襲われ、葉が丸まりいじけて成長が止まりました。
自家製防虫剤を試すも効果が不十分でしたので、小まめに葉の裏側に付いたアブラムシを指ですり潰しました。

アブラムシ被害の丸オクラの葉

毎日手ですり潰した甲斐が有り、成長できました。梅雨入り前は、毎日2回から3回くみ置きした水道水または雨水を貯めてた水をたっぷり撒きました。

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株の間隔

株の間隔は、30cm~40cmが適当と言われます。しかし発芽率が良かったため、密集して育ちましたが、敢えて間引きせず、育てました。養分が充分であれば、大量収穫は可能だと言う事を実験したかったのです。

開花時期

7月に入り、梅雨寒の日が続きましたが、追肥はしました。畝の肩から谷に近い地面に、溝を掘り発酵牛糞を与え土を被せました。営農者の友人からのアドバイスにより、発酵鶏糞から発酵牛糞に切り替えました。(草を育てるときの追肥は発酵鶏糞、実を付ける時期は発酵牛糞が適しますと)

生長した草はそのままにしておけば、開花時期を迎えますが、下の方の葉を欠きました。葉と茎の間から花芽が出ますが、葉を欠くと花芽が枯れ落ちます。梅雨寒の中、草が弱るのを防止しました。但し、花が咲く時期に花を咲かせず草だけ生長させると「樹ぼけ」に成るリスクがあります。

梅雨明け間近との予報が出始めた頃から下の葉を欠くのを止め、花を咲かせることにしました。

丸オクラ開花

収穫

開花して、1週間後7cmくらいに丸オクラが実りました。それ以降順次開花し続け次々に実りを確認出来ました。

丸オクラ実る

葉欠き(摘葉)

そして、収穫した後は、実を付けていた葉を欠き(摘葉)ます。ハサミでカットしなくても葉の元の方を下の方向に押せば折れます。同時に90度程度捻れば尚結構です。幹枝の薄皮まで剥がれるのを防止出来ます。

追肥畝寄せ

収穫後、畝肩の谷付近に溝を掘り発酵牛糞を追肥し土を被せ、株間の草むしりと硬くなった畝の地表面を鎌で柔らかくして、雨や水まきにより流れた畝の土を畝寄せ(畝を整える)しました。

丸オクラに発酵牛糞追肥中

丸オクラの畝寄せ

収穫時期

一般的なオクラは、開花後1週間を過ぎると成長しすぎて硬くなり食べづらいですが、丸オクラは1週間過ぎても柔らかくて食べられます。しかし、開花後1週間程度での収穫がお勧めですね。

丸オクラ実る収穫

上の画像の一番大きい丸オクラは、開花後10日経過しています。問題なく食しました。

 

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