一昨年の豊作の裏年となり、昨年は不作の年になりました。そして、昨年末から年明けの最近の暖冬傾向から一転厳しい寒さになりましたので一部の葉が枯れてしまい、全体的に弱っているようですがそれでも沢山の花を咲かせました。
姫柚(ひめゆず)
ホームセンターで30年ほど前に購入した姫柚ですが、当然購入時はたくさんの実を付けた状態で購入しました。しかし、翌年から全く実を付けませんでした。鉢植えのままだと枯らしてしまうリスクがあるため、庭に自家植えしました。十数年後も実が付かないため今年の秋に実が付かなかったら切り倒そうと思っていると見事に実が付きました。それ以降、毎年可愛らしく小さな実を付けるようになりました。
ご近所さんが仰るには、小さな柚の木単独では生らないので、複数本植えるか、単独でも木が大きく育って沢山の花が咲くようになる事で実るようになるとか。確かに、購入時は園芸農家では沢山の小さな鉢植え柚が並んでいるはずですので実が生るわけですね。
母屋の東側の庭で、壁から約3m程に自家植えしてあるため冷たい西風を防いで東側の日当たりの良い枝よりも西側の枝の方が花が多く咲きました。
キンカンと赤レモンには不織布で冬囲いをしましたが、姫柚には施さなかったので、特に東側の一部の葉が枯れてしまう今冬の寒さでした。
それでも、同じ柑橘類でも柚類はキンカン・レモン類などと異なり寒さに強くて丈夫ですね。
本来は、重なった枝を剪定して風通しをよくして、開花後は摘花して実の数を適正にするのが理想だそうです。一説によると葉の数10枚に対して概ね1個が目安だとか。
我が家では、伸び過ぎて重なり合った枝は剪定しますが、摘花はしないため実の付き方も自然任せのほったらかしです。
コスモスの花が咲く頃、濃いグリーンの小さな実がたくさん生ることでしょう。11月から焼酎のお供となります。
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