ハチクのタケノコ採取&調理|野生食品

梅雨とは言え、晴れても爽やかな空気が心地よいですね。そんな中、スクーターで愛犬を連れ、小貝川堤防路へツーリングに行くと、河川敷に竹藪があり、よく目をこらしてみると、若いタケノコが伸びていました。バイクを降り近寄ると、まだ食べられそうなハチクのタケノコが生えていました。

ハチク採取

堤防から約100メートルと長い畦道を歩き辿り着きました。

小貝川河川敷のハチクの竹藪

人の背丈を上回る大きさに育ったハチクのタケノコやまだ土から出て間もないものまで様々な大きさのハチクのタケノコが生えていました。

モウソウ竹のように鍬やスコップは不要で、手でちぎれば採取可能です。

人の背丈ぐらいになっても、先端部分はまだ柔らかく、充分食べることは可能ですが、なるべく地面から出て間もないものを探しました。
何本かは、青くなっていない白いタケノコがありましたが、人の腰の高さくらいのものを中間付近で折り曲げ採取しました。

生食して、硬さと味を確かめました。折った青い部分を、生のまま噛んでみると、やや硬さはあるもののモウソウ竹のようには硬くなく、エグミが無く、甘みを感じます。

10分ほどで採取完了です。

小貝川河川敷のハチクのタケノコ採取完了

長短合わせて、13本採取しました。20本程度は欲しいところですが、時期が少し遅かったですね。

堤防ツーリングをもう少し続けたかったのです。しかし、あく抜きは不要ですが、早く茹でたくて帰路に付くことにしました。

ハチク調理

堤防ツーリングを途中で止めて、帰宅後早速調理に掛かります。

まずは、皮むきから始めます。大量に採取した場合は、皮ごと屋外で羽釜を使い茹でますが、少量なため皮を剥いてからガスコンロで茹でることにしました。

小貝川河川敷のハチクのタケノコ皮むき完了

モウソウ竹のように割れば皮むきが容易ですが、細くてカットし辛いので、ひたすら無心で皮を剥きました。

皮むきの時間は、30分ほどかかり、この作業が一番大変ですね。先端部分が折れやすく、気を遣います。

白くて比較的短いタケノコは地面から出た間もないもので、青くて細いのが腰の高さぐらいのタケノコの先端部分を採取したものです。

ハチクのタケノコは、あくが少なくて生食できるくらいですので、米ぬかや米のとぎ汁などを用いたあく抜きは、しなくても構いませんが、一応、柔らかくするために塩茹でしました。

小貝川河川敷のハチクのタケノコの塩茹

水約1Lに粗塩大さじ1杯ほど投入して、一煮立ちさせてから、弱火で40分ほど煮込み、2時間ほど予熱で蒸らしました。

小貝川河川敷のハチクのタケノコの塩茹完了

青みが無くなり、黄色みが出ました。そして、とても柔らかくなりました。

先端部分の見た目ベビーコーンの部分だけ大きく切り、後は乱切りにして、茹でた鍋の水を切り、大さじ1杯ほどのサラダ油を投入して、強火で炒め薄口醤油小さじ1杯と水少量を投入して、一煮立ちした後、中火で10分ほど煮込み、完成です。

小貝川河川敷のハチクのタケノコの醤油炒め

お好みで、鰹節を振り掛けてもいいです。ハチクのタケノコ本来の味を楽しみたいので、味付けは薄めで出汁を入れずに頂きました。

先端部分は柔らかく、ややベビーコンの風味がします。

地面から出て間もない白い部分より、青かった部分の方が柔らかくて風味も強く出ていましたので、比較的長く育ってしまったものでも、美味しく頂けます。

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コメント

  1. えたばりゅ より:

    生で味見ができるのも、採れたての醍醐味の一つですよね(^^♪

    • kanrekijiji より:

      柔らかくてあくが少ないので、生食しても美味しいですね。
      やはり採り立ては良いです。

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