数年前に漬けた梅干しが残り僅かになりましたので、梅干しを漬けることにしました。暑い夏を乗り切るために古来日本の食卓には必ずと言っていいほど上っていました。
自家消費用の梅干し作り
数年前に作った梅干しが残り僅かになってしまい、そろそろ新たに梅干しを作る頃と思っていると、農産物直売所に南高梅1kg入りの袋が沢山並んでいました。5袋購入して漬け込むことにしました。
梅干し作り手順
早速、帰宅後に梅の実を軽く水洗いして、ザルに干しました。朽ち果てる寸前のザルは固定してある樹脂が劣化してボロボロと剥がれ落ちる状態です。
水洗乾燥
一晩水に浸けてから干すご家庭もあるようですが、我が家では洗って直ぐに干し乾燥しています。
半日ほど干してから、粗塩を投入します。
塩投入漬け込み
梅の実に対して塩10パーセントにしました。祖母世代だと15パーセントから20パーセントなどの他、目分量で大量に入れていた時代もあったようですが、10パーセントが失敗しないで塩分が濃すぎない比率だと思っています。数%にすれば塩分控えめになりますがカビが発生する場合があり管理が難しいためです。
塩を入れながら梅の実を投入します。塩と完全に混ざらなくても水分が出て均等になります。
落とし蓋を入れてから、ポリ袋をいれ漬物用の重りを乗せました。漬物用の石が大分劣化してきて割ればあるので、雑菌侵入防止です。
天日干し
7月16日に漬け込んでから7月21日まで室内で保管していました。
それから、息子が友人に頂戴した梅の実も6月中に漬け込みました。その梅の実が完熟していて質もかなり良かった。完熟梅6.6kgと超完熟梅2.7kgありました。
農産物直売所の梅の実と息子が調達した完熟梅の実は見た目で質の違いが分かりますね。
3種類を漬け込んで約1ヶ月後、梅雨が明けて大気が安定しましたので、天日干しをします。梅雨明け後数日間は雷雨が来ませんでしたが、遠くで雷鳴が聞こえるようになりましたので、3昼夜屋外に放置して干そうと思って居ましたが、急な雷雨に見舞われると宜しくないので、夜間は室内に移動しました。
梅酢はペットボトルに移し替えて保存します。
上の画像左のザルが完熟梅、右のザルの左側が青梅、右端が超完熟梅です。
あまり変化があるように見えませんが、かなり縮まりシワが出て茶色くなりました。しかし、青梅は変色するのが遅く、ひっくり返し直接日差しが当たらないと青いままです。
こまめに青梅をひっくり返して日差しを浴びさせ、3日目には茶色い梅干しらしい色に変化しました。一日中監視していたので、ついつい味見をしてしまい、1日に3個から5個食べてしまいました。
3種類ごとに、保管用の桶に殺菌し販売されている袋に入れて、焼酎20度大さじ2杯ほど手で振りまいて保管しました。
コメント
いや~・・・
今まで何気なく食べていましたが、これだけ手間暇がかかっている食物だったんですね(;^_^A
これからは、しっかり味わっていただかなくては(*´ω`*)
日差しが強ければ良い仕上がりになりますよね。
10kg以上作れたので数年間は食べ続けられそうです。
素材が良くないと仕上がりに差が出てしまいますね。