4年に1度の統一地方選も後半になりますが、盛り上がりに欠けるとの指摘がありますね。
例外に漏れず、我が町でも前半の県議会議員選挙が無投票当然が決まり投票の機会がなくなり終わってしまいました。
後半戦の町議会議員選挙も無投票当選が決まり、またしても投票の機会がなくなり終わってしまいました。
誠に残念な結果になりました。
町議会議員選挙は、定数を超える立候補者が出る可能性があったのか、初日のみ選挙カーが廻っていましたが、次に日からは音が消えました。
選挙カーを楽しみにしていた父親
大音響で候補者名を連呼するのは、多数の方は迷惑であると思っているのではないでしょうか。
しかし、我が父は、選挙カーが来る度にとても嬉しがり、屋外の椅子に座り、選挙カーが我が家の近くを通る度に、立ち上がり手を振って応援しています。
しかも、候補者が誰であろうと同じ行動を取る。
「温かい声援ありがとうございます」これらを、ウグイス嬢並び候補者本人と思われる声で、一際大きな声を張り上げて、選挙カーを極低速走行(ほぼ停車状態)で、何度も何度もです。
家族は、勿論ご近所の方も大音響に迷惑だろうと思いました。
しかし、父親を叱ったりしません。選挙応援や参加は自由ですからね。
そして夕食時、「せんきょ だったんだ~」と喜んだ顔して話す父親。
「明日からの楽しみが出来て良かったなぁ~」と僕。
そして、明日の昼食時、「でんきょ なぐなった?」と父親。
「でんき?あぁ せんきょ がぁ~ 16人とこへ16人で選挙は無くなった」と僕。
前日は「せんきょ」と発していたのが、「でんきょ」になってしまう。
「ほ~がぁ~ つまんねぇ~」と寂しがる父親。
あとがき
なり手不足が指摘される昨今、定員が多すぎるとも思われます。我が町のような人口の少ない(約23000人)では、4人から5人程度で充分だと思います。
人口5000に対して、一人の議会議員が適正かと思う。
十数万円の議員報酬を16人に配るのを、定数を1/3に減らせば3倍の議員報酬が渡るのです。
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