伝統漁法瀬付け場の小貝川堤防を散歩

北西からの寒風が和らぎ、春らしくなりましたね。

たんぼ道を、ゆっくりと愛犬まぁこを連れて、遠くに見える筑波山を眺めながら、散歩します。車は殆ど通らないので安心して、よそ見しながら何も考えないで、ただ歩くのもたまには良いですよね。

小貝川

たんぼ道の突き当たりが、一級河川小貝川です。土手(堤防路)を散歩します。舗装してない道は、人にとって歩きづらいですが、ワンに取っては、色々嗅ぎ周り楽しく散歩できるようですね。

小貝川堤防散歩

小貝川堤防散歩

小貝川概要

那須烏山市から利根川までの、全長111.8km、利根川の支流です。その那須烏山市の源流から二十数kmの上流域が我が地方になります。
古くは小飼川、蚕養川と表記されたと言われています。流域に貝塚があることから「小貝がたくさん採れる川」で転移したと考えられています。

数十年前の様子

子供の頃は、よくシジミを採って味噌汁にして食べました。またカラス貝が多く存在しました、シジミと比較して一際大きい2枚貝です、タナゴの産卵には欠かせないカラス貝がいた頃は、当然タナゴも沢山いました、小鮒釣りをすると必ず言うくらい釣れましたね。

今では、護岸工事が進みコンクリートの堤防になり、蛇篭などの環境に優しい工法では無くなり、従来の生物が住めなくなりましたね。

蛇篭や土手により水流のよどんだ場所が現れたり、砂地が出来たりと従来生物の環境は、とても良かったのだと思います。

瀬付け場(せづけ)

土手を暫く歩くと、川の静かな流れに急に水面が慌ただしく音を立てている場所がありました。最近は、この地方でもあまり見かけなくなった、「瀬付け」のために部分的に急流になり、音を立てていました。

小貝川の瀬付け場1

小貝川の瀬付け場1

小貝川の瀬付け場2

小貝川の瀬付け場2

 

この漁はウグイが産卵のために付く場所を河床大きめの玉石を設置して下流川の石を逆さま又は綺麗に藻を取り除きます、そこへ産卵に来たウグイを撮ります。

産卵期は、3月頃から5月頃まで、婚姻色のオレンジ色がとても鮮やかで綺麗に見える時期です。

それを、網で採る伝統漁法ですが、どうなんでしょう漁はするのでしょうか?見てみたいですね。

漁協で、実施しているので有れば、取れた魚卵は、採取してふ化させて放流しますが、個人の場合は、食べてしまいます。

様々なウグイの呼び名

上記で、ウグイと記載しましたが、各地方で呼び名は様々ですね、当地でも少し離れる(川が違うと尚更)全く違う呼び名になります。ハヤ、アイソ、マルタなど様々です。

 

 

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