切り干し大根|輪切り仕様2020

今年も大根を輪切りにして、ザルに干して切り干し大根を作りました。 冷たい北風に晒して乾燥させますが、暖冬の影響で雨や曇りで乾燥が遅れカビが発生する可能性があり心配しましたがやっと完成しました。我が家なの畑の青首大根を使いました。

大根収穫

晩秋から初冬に収穫をして土に埋めて保存するのが通常ですが、種を蒔く時期が遅かったせいで成長が止まり、太さは500mlお茶のペットボトルサイズしかありません。暖かいのを見越して全量収穫しないで、その都度引き抜いて使用してきました。

今回は、その細い大根をふんだんに使いました。

1月20日収穫

この季節にしては、暖かい日でしたので、農作業は最適でした。

大根収穫2020-01-20

大小合わせて14本引き抜きました。畑である程度の泥を、大根の枯れ葉を使い排除しました。

2大根収穫2020-01-20

割れている大根もありますが、割れているヶ所だけそぎ取れば使えます。

3大根収穫2020-01-20

1番太いサイズでも、ペットボトルのお茶のサイズしかありません。1番細いのは、缶コーヒーサイズです。やはりその土地の気候にあった時期に種を蒔かないと良い結果は生まれませんね。

井戸水で大根洗浄

畑で、泥を落とした後、ガチャポンプで井戸水を汲み上げながら、タワシで大根を水洗しました。井戸水が大根にあたり水しぶきが跳ねる、当然ズボンと靴がびしょ濡れになります。しかし、年齢に関係なく水遊びは楽しいですね。

1井戸水で洗浄2020-01-20

大根を洗浄後、包丁で切り落としました。

2井戸水で洗浄2020-01-20

大根の葉を吊して乾燥

切り落とした葉は、廃棄しないで軒下のパイプに吊して乾燥させます。後で、煮物に利用します。

大根の葉を吊し乾燥

採り立ての葉を調理しても良いですし、乾燥途中で調理しても良いです。完全に乾いてから調理しても良いです。

大根を輪切りにして乾燥

大根は、皮を剥かずに7mm~8mmくらいの輪切りにして、ザルに並べて軒下で乾燥しました。

1月20日

1輪切り大根ザルで乾燥2020-01-20

大きな2枚のザルに乗せきれません。一重が理想でしたが重なり合ってしまいました。乾燥が遅くなりカビの発生が心配でした。

1月24日

輪切り大根ザルで乾燥2020-01-24

4日後、やや透明になりましたが、見た目では乾燥が進んだように感じません。晴れて真冬の風に晒して乾燥するのが理想ですが、生憎、曇りや雨の日が続き思うように乾燥しませんでした。

1月31日

乾燥開始してから11日目にしてやっと、切り干し大根らしい乾燥状態になりました。

乾燥して縮むので、一重に干すことが出来、乾燥が加速しました。カビの発生も見た目では確認出来ません。

輪切り大根ザルで乾燥2020-01-31

2輪切り大根ザルで乾燥2020-01-31

2月1日

500円硬貨と同じサイズまで縮みました。

輪切り大根ザルで乾燥2020-02-01

ほぼ、乾燥しきっているようです。生で食べると、大根の辛みが残り味付けを一切無い状態でもおやつに食べるのには丁度良いです。昼間に緑茶のお摘まみに最適です。

常温保存可能ですが、一応冷蔵庫で保管しました。

輪切り切り干し大根を調理

1月29日に完全に乾燥する前の状態で調理して食べました。2掴みほどザルから取り、乾燥させた大根の葉を包丁でカットして、人参とコンニャク、赤唐辛子輪切りを、鍋にサラダ油を敷き炒めて、昆布だし汁で味付けして出来上がりです。

輪切り切り干し大根調理1

乾燥しても大根の葉は、辛みも風味も残っていました。

乾燥した大根葉を調理

輪切り切り干し大根調理完了

生の大根を使うのと別な食感と風味が出て、美味しいです。

紐状の切り干し大根が一般的ですが、輪切り仕様は簡単に加工できるし、端材になるロスも少なくてとても良いですね。

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