秋も深まり、実りの季節となりました。いつもの散歩コースに、イヌホウズキの花と若い緑の果実、それから濃い藍色に実った果実を発見しました。
イヌホウズキ
イヌホオズキ(犬酸漿)学名は Solanum nigrum、ナス科ナス属の植物で、バカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられたと言われています。
茎はまっすぐに立ち、よく分枝して、高さは30~60cmになり、まばらに短い毛を生じ、無毛のこともあります。
葉は長さ3~10cmで、基部には1~5cmの翼を持つ葉柄で、葉は広卵形、先端は鈍いかわずかに突出し、基部は丸いかくさび状になります。
縁は滑らかまたは、波状の鋸歯があり、葉質はかさついた感触で、葉の両面に短い毛を有します。
発芽したばかりの葉はナスやトウガラシと若干類似します。
果実は未熟な時期は青で、ミニトマトを更に小さくしたトマト似、熟すと直径0.7cm程度の濃い藍色の果実となります。
食用は、全草にソラニンを含むために不可能とされますが、少量なら問題ありません。漢方薬にもなるくらいです。
[wc_row]
[wc_column size=”one-half” position=”first”]
[/wc_column]
[wc_column size=”one-half” position=”last”]
[/wc_column]
[/wc_row]
味見をしました、青い果実は草臭くて、渋くてとても食べられませんが、完熟した果実は、甘みがあり、酸味、エグミ、渋みの3要素がなく、味はまずまずですね。
大量摂取をしなければ何の問題も起きません(但し、食べられることを保証するわけではありません)。
大自然に戯れる爺がすることを真似しないでくださいね。
楽天広告