先日、装置用にUPS(無停電電源装置)を設置依頼があり、設置作業をしてきました。
装置用UPS
自宅のパソコン用にUPS(無停電電源装置)を設置されている方が、多くおられると思います。雷雨などにより停電が起こると、ハードディスクが不具合を生じてしまいます。最悪、破損してしまいますね。
装置に付けるのは、勿論ハードディスクはありませんが、瞬停により今までの生産や試験データが水の泡になる可能性が有り、防止策として設置しています。
機種選定
今回は、装置入れ替えに伴い、UPSも新品に交換すると言う事でした。装置メーカーにのオプションには設定が無いので、市販品を組み込むとのことで、機種選定をして貰いたいとの依頼が発端でした。
メーカー問わずとのことでしたので、国産メーカーの使い慣れたシリーズから選択して、型式を指定して報告して、依頼先で手配して貰いました。
PC1台ですと200W程度で多くの選択肢がありますが、2KWクラスの選択肢は多くは無いので、自ずと決まってしまいます。
選定打合せ時の雑談
選定打合せの時の雑談の中で、以前あった話をしました。
某研究所で装置に組み込むUPSを、元請け企業の担当者に支給して貰った話です。
UPSは、ヨーロッパ製、いわゆる舶来品ですね。(ドイツ製)
英語すらろくに理解出来ないのに、見たことも無い文字で書いてある説明書など読めるわけ有りません。
当然の結果ですが、不動作でした。
イラストで何とか判断するに、バッテリーのワイヤーが未接続らしく、不動作でした。
それに、コンセントレーションが3ブロックほどに分かれていて、停電時に出力を出す奴か不明でした。
テスターを当て停電して試験して何とかなりました。
脅しではありませんが、事実を述べました。
すると、装置設置工事の時に、UPS設置も設置するので、同行願いたいとのことでした。
何もやることは、無いと言ったんですが、どうしても同行して欲しい旨でした。
依頼企業の方は、付属の、DVD・USBケーフル・Dサブケーブルが、とても気になっていたようです。
それはユーザーに渡せば良いのです。
設置業者が必要とするデバイスでは無く、ユーザーがメーカーに登録するときに必要とするのです。
と説明して納得して貰いました。
現場での作業
やったことは、転倒防止の付属ステーを取付、UPSの電源プラグを既存のコンセントに差し、UPSのサーキットプロテクターをONにして、UPSのスタート押ボタンをONにして、装置の電源プラグをUPSのコンセントに差し込んだだけです。
実作業時間、30分で終了しました。
依頼先の車に同乗していったので、自力で帰ることが出来ません。
配管作業の手伝いを適当にして、暇を潰しました。
あとがき
そして、午前中で作業終了して、昼食をご馳走になりました。
こんなんで、一日分の日当を頂いて、良いのでしょうか、貰う方は嬉しくても、支払う方は大変ですね。
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