我が家に来て24年になるトックリラン、3年から4年に一度の頻度で植え替えをしています。昨年植え替えをしましたが、新しい葉が少なく元気がなさそうなため植え替えることにしました。前回の植え替えから配合してある土を使わずに自家配合の土で植え替えました。3本有る内の1本が水分過多のためか根腐れする事態になりました。
トックリラン植え替え
トックリラン(徳利蘭)学名は、Beaucarnea recurvata スズラン亜科の常緑樹で、英名は、ponytail palmです。
原産地は、メキシコ南部の乾燥地で耐寒性は弱く、下部のふくれた部分に水分を蓄える姿が徳利(トックリ)に似ていることが名前の由来とされています。
毎回植え替えている時期は、梅雨入り前後の時期を選んでいます。今回は6月2日に行いました。
大中小と3本のトックリランを育てていますが、その内の大トックリランが根腐れしてしまいました。
トックリラン大サイズ
我が家に来て24年が経過した愛着のあるトックリランが根腐れとは大変心が痛みました。
鉢の土を排出しようとトックリランの幹を持ち鉢を横にしようとした瞬間に根が切れて鉢から離れました。
根を剪定する手間が省けたと喜ぶ場面ではありませんね。わずかに残る根で養分と水分を補給していたようです。
根腐れの主な要因は、1.水のやり過ぎ、2.前回の土に川砂が入って無くその他の土とよくかき混ぜなかったこと。
水のやり過ぎは注意が必要ですね。
土の配合
今回の配合は、配合土1(ラン用)・赤玉4・川砂4・腐葉土1の割合で、よくかき混ぜ川砂を入れ水はけが良くなるようにしました。
トックリラン中サイズ
大サイズ同様に、根腐れを心配しながら幹を持ち鉢から出しましたが、しっかりと土に根が絡んでいました。
このくらい根がしっかりと土を抱きかかえているのが本来の姿です。
これを見る限り大サイズの根腐れは、土の問題だけで無く水のやり過ぎですね。
赤玉土を丁寧に時間をかけて落とします。ほぼ排除出来てから根を剪定します。
茶色くなって枯れた根ははさみでカットして、白い根を画像のように何本か残します。
トックリラン小サイズ
中サイズが問題なかったので、小サイズも問題ないと確信して鉢から出し土を排除しました。
全く問題なく根が伸びて元気いっぱいの様子です。
中サイズのように根は網状に伸びては居ませんが小さいなりに根はしっかりと伸びていました。
根を剪定してさっぱりスッキリになりました。
鉢に植える
鉢はたわしを使い水洗して乾燥させてから、エタノールを噴霧して殺菌消毒をしました。
配合した土を鉢に少なめに入れて、トックリランを左手で持ち右手で土を足して行きます。トックリランの仕上がりの高さに持ち上げながら土を追加して根が下方に向くようにします。
表面に軽石を敷き詰めて仕上がりです。
3本並べてみると中サイズだけ葉が密集して葉の幅が広く種類が違うようですね。
因みに、購入品は小サイズ1本だけです。大中サイズは頂き物です。
今後は、水のやり過ぎに注意して育てたいと思います。
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