新型コロナウイルスCOVID19の影響を受けて、自家製燻製作りを自粛していたわけではありあませんが、何かと気が入らなかったのと鶏むね肉の販売価格が割高っだたので躊躇している間に春になり暖かくなってしまいました。
燻製といえど、気温が上がってしまう季節になると、カビが発生する確率が多高くなります。
昨年末に第一回目の燻製作り以来第二回目にして、これから暖かくなるため今シーズンは最終の予定です。
自家製の鶏むね肉の燻製
昨年末に燻製用にスーパーマーケットで、購入した鶏むね肉の価格は、100gあたり税込み51円でした。
年末ともなると需要が多いため割高になってしまうのは当然至極ですね。
しかし、今回はスーパーマーケットに行くと、広告の品と赤札があり税別39円と大きく貼り出してありました。
全く、燻製を作る気はありませんでしたが、安さに惹かれ2枚入り4パック購入しました。
当地で最近は、国産鶏むね肉がこの価格は見たことがありませんでした。
やはり、破格値で販売しているのは、新型コロナウイルスCOVID19の影響を受けて、需要が少ないからなのでしょうかね。
父親がディーサービスケア施設に行く日でしたので、朝一番からは作業にかかれず、迎車が来るのを待ちに送り出してから一通り室内の掃除をして作業にかかりました。
準備作業、鶏むね肉をセット
下味は、当日にすることにしてから何回目か不明なほど前から当日味付けにしています。
以前は、1週間から2週間ほど前に塩漬けコショウ塗布して燻製を作っていましたが、極端な差はないように思え今は当日味付けにしています。
今回も前回同様に鶏むね肉を8枚に、塩を両面に擦り込みます。
軽量スプーは使っていませんが、目安として片面に大さじ1杯程度使いました。
前回は両面で大さじ1杯程度にして塩気が少ないと妻からクレームがありましたので多くしましたが、またクレームがきて「塩っぱすぎ」いずれにしても文句は出ます。
続いて粗挽き黒コショウ適量を満遍なく両面に塗布して飛び散らないように指で擦りつけました。
何時ものように、1枚だけ愛犬トイプードルまぁこ用に塩コショウなしにしています。
炭熾しのために、松の枯れ葉と枯れた小枝に点火して、火の勢い出てきたら、炭を載せておけば自然に着火します。
炭に火が着きづらい場合は、小枝を少量づつ足して火の勢いを弱めないほうが良いですね。
火がつくまでの間、鶏むね肉をステンレス針金で挿して、燻製機のバーに引っ掛けました。
そして、炭が着火したのを見てから、燻製機の中に炭のトレーを移して、とりあえずドアを締めます。
今回は、庭の柿の木の枝を切りたての枝を使うことにしました。
剪定して間もないほうが、枝に水分が沢山あり煙は多く出るし、水蒸気が肉自体を柔らかくする効果があります。
上に向いて真っ直ぐに伸びている柿の木の枝は、収穫しづらくなるためほぼ不要と考えています。
その柿の木の枝を20cm~25cmに細かくカットして、炭のトレーの脇に乗せます。炭の熱で炙られ煙と水蒸気が発生します。
使い切れないほど剪定してしまいました。
新芽がもったいないので、雨水をためたバケツに挿して置きました。やがて若葉が出た頃に天麩羅にして頂きます。
燻し開始
午前10時半頃セット完了で、燻開始です。
後は、暖かかったので周りの雑草をひたすらむしり取りました。
今回は、気温が上昇したせいか炉内温度が上がり気味で、80℃~90℃となり、結果は、ミディアムより火が通り過ぎてミディアムウェルダンになってしまいました。
ほんのりピンク色したミディアムレアーが理想なんですがね。
電気ヒーターではなく炭火で加熱するため、鶏むね肉の量と周辺の気温が大いに関係します。
夕方5時半頃に炭の勢いがまだ残っていて、炉内温度は70℃ほどありましたが、完成とみなし取り出しました。
いい色になりました。肉自体が若鶏だったのか、小さいサイズでしたので、仕上がった量が寂しく感じました。
画像の左下の一枚は無塩の愛犬用です。
燻製タワーサラダ
玉ねぎのスライスとわさび菜を混ぜてガラスの器に盛り付け、縁の周りにオレンジ色のミニトマトをグルリと回して、中央部に今日作った鶏むね肉の燻製を引き裂きタワー風に積み上げました。
鶏むね肉の燻製を食べたくて、椅子に座ってうつろな目で見つめるトイプードルまぁこ。
一枚を一度に食べさせると多すぎますので、3分の1を引き裂きドライフードと混ぜて与えましたが、燻製だけ食べてドライフードを残してしまいました。
今日のドレッシングは、穀物酢と和風だし(顆粒)、塩コショウ、ガーリックパウダー、味の素を適量ミックスして存分にかけました。
8枚のうち2枚とまぁこ用の3分の2が残っただけで、一日苦労しましたが、あっという間に食べてしまい残り少なくなりました。
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