センニンソウの花|仙人の髭が由来

本号は、還暦爺誕生日記念号としてお届け致します。

この冬から「自由人の旅」と題して、お届けしてきました当ブログですが、僕は今月末をもちまして、退職して晴れて自由人のとなる予定でございます。

一気に秋の空気と入れ替わる、爽やかな季候となりました。
何時ものような早朝の散歩は、中止して昼間の太陽に薄い頭をさらけ出し、小貝川堤防を散歩しました。
そこで、やっと出会うことが出来た喜びに暫し佇み、やや風のある中を、白い花を咲かせた、センニンソウを撮影しました。

仙人候補としてプロフィールを記載しているだけに、地元小貝川もしくは里山などで、センニンソウの白い花が咲いている様子をお届けしようと、撮影するまでは気が気ではありませんでしたが、ここに来てやっと成就出来ました。

センニンソウ

センニンソウは、Clematis terniflora(キンポウゲ科 センニンソウ属)
日本全国に分布する、常緑蔓(ツル)植物で、葉柄や葉の中間部分などで他のものに巻き付きます。
花付近の先の方の葉は、山芋の葉に似ていますが、下の方(根本の近く)は、3又は5に分かれた複葉です。

センニンソウflower

花は8月から9月に開き、4枚の花弁にみえる顎片は十字型に開き、花はたくさん集まって咲く、遠くからもセンニンソウであることがよく解ります。
畑と森林の境目や堤防、水路の周辺などによく生育しており、やや水分を好む蔓(ツル)植物のです。
木本あるいは半木本と記載している図鑑が多いですが、木本といえるほどに太くなっていません。
葉の質感も草本的で、草類に入ると思われます。
キンポウゲ科の植物には有毒であるものが多いが、センニンソウも毒草であり、牛や馬は食べません。
果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いたそうです。なお、有毒なので、注意を要します。

センニンソウflowerOverall

センニンソウ属は世界中に300種、日本には20種以上があり、花の美しいカザグルマや、それに類似の花の美しい外国種が栽培され、クレマチスと呼ばれています。

センニンソウflower Dense

センニンソウ flowerDense2

あとがき

良い香りがする花で、散々鼻を近づけけ吸い込みましたが、その程度では健康被害はありませんでした。食べなければ問題無いようです。

「セニンソウ食べて本物仙人に」まだこの時点では成りたくありません。

実った頃に、再投稿をしたいと思います。

永久の命などあり得ません、短い人生有意義に凄そうじゃありませんか、苦しい時も、悲しい時も、嬉しい時も何時までも続きませんよ~。

センインソウに見立て顎髭を伸ばしましたが、真っ白な顎髭ではなく、ごま塩顎髭で公開するには忍びなく断念しました。

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