台風や大雨が多かった秋がやっと過ぎ去り、朝晩冷え込む寒い冬がやって来ましたね。
昼間は日差しがあれば、庭や畑の作業が可能ですし、動いていれば汗ばむ気温になります。
しかし,朝晩はかなり冷え暖房器具が欲しくなります。
灯油ストーブの赤い炎を見ているだけで身体が温まりますが、今からストーブになれてしまうと本格的冬が辛くなります。
まだ本格的な寒さの前の今の季節は、電気コタツで充分ですので、電気コタツを出して使用前の点検清掃をしました。
電気コタツの使用前清掃点検
通常のご家庭では、春先に暖かくなって物置などに電気ヒーターの清掃をしないまま収納し、初冬に同じく清掃をしないまま使用するのが多いと思います。
2シーズンぐらいで電気ヒーターが壊れて交換してしまえばさほど埃が付いて無い状態ですが、性能が良くなり対応年数も長くなり、数年から10年くらいは使用可能です。すると、電気ヒーターの周りや接続部に埃が付着します。電気ヒータの表面は高温になり埃が発火する可能性が出て大変危険です。
シーズンの使用前は、埃などの清掃と見た目の点検をした方が安全ですね。絶縁抵抗計があれば計測するとより安心できますね。
電気ヒータユニット分解
まずは、電源コードを電気ヒータの給電コネクターから外しておきます。
通常の電気コタツのヒーターは、取付ビスが4本で固定されています。ネジはドライバー不要のプラスチックのつまみの付いたローレットネジまたは、プラスネジが使用されています。
我が家のコタツのヒーターは、プラスネジを使用していましたのでプラスドライバーで緩めて外しました。
電気ヒータユニット清掃
一年分の埃が、ファンや電気ヒーター本体、カバー類、遮熱板など各パーツに薄らとアイボリイー色した埃が付着しています。
クイックルワイパーを使用して取り除きます。この程度でしたら2枚有れば充分に奇麗になります。
カバーを外した状態だけだとファンなどに付いた埃が取りきれないため、ファンのカバーとファン本体を外して清掃します。
ガラス管ヒーターの周りにも沢山埃が付いていますので除去します。新品同様に奇麗に埃をクイックルワイパーのパワーで吸い取りました。
各パーツの点検
電線の状況の確認をします。温度ヒューズの状況、被覆の無いむき出しのリード線が遮熱板などと接触していないか確認、特に金属部分に接している耐熱ガラス線の被覆が劣化していないか注意して確認します。補修用のガラステープを使用すれば可能ですが、耐熱ガラス線の被覆が劣化しているようでしたら自己修理しないで使用を中止しましょう。
電気ヒータユニット復旧試運転
清掃が完了してコタツの櫓に装着して完了です。
コタツ布団をセットする前に、電源コードを電気ヒータに差し込み点灯試験をします。
多少の異臭がしますが、少々の時間が経過すれば消えます。
異臭がしなくなってから、コタツ布団をセットして使用可能になります。
暖かくて居心地が良くてコタツから出られなくなりそうですね。
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