秋も深まり、田んぼの畦道や堤防路で、散歩の途中で出会う、野草の花がだんだんと今年は無くなりつつあり、寂しい冬が訪れるのも時間の問題ですね。アカツメクサとシロツメクサが花を咲かせていたので紹介します。
アカツメクサ
一般的に見かける、白い花を咲かせる、三つ葉のクローバーに似ていますが、葉も花も大きめで、背丈も高いほうが、アカツメクサ(赤妻草)と言います。
アカツメクサ(赤詰草)、学名はTrifolium pratense、シャジクソウ属の一種で、和名はアカツメクサ(赤クローバー)又は、ムラサキツメクサ(紫詰草)(紫クローバー)とも呼ばれています。
ヨーロッパ原産で、牧草として輸入されましたが、野生化して草原や畦道、河原などに生息します。
花序径は20mm~40mm程度あり、小さな蝶形の花が球状の総状花序を作り、1つの球形の花に見えます。
花期は、春から晩秋まで長い。
シロツメクサ
三つ葉のクローバーとして親しまれているのが、シロツメクサ(白詰草)です。
シロツメクサ(白詰草)、学名はTrifolium repens、シャジクソウ属の一種で、別名は、(三つ葉の)クローバーと呼ばれています。
希に、四つ葉以上に分裂する種もあります。
花序径は15mm~25mm程度あり、小さな蝶形の花が球状の総状花序を作り、1つの球形の花に見えます。
花期は、春から晩秋まで長い。
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