春の過ごしやすい季節もいつの間にか、過ぎ去り今は真夏のような天候の最中に、ススキの穂に似た植物が出そろいました。夏が来たので今はもう秋に成ったかと錯覚しますがいえ違います、これは茅(チガヤ)です。
チガヤ
何時ものように、田んぼを愛犬トイプードルまぁこと散歩中に、ふと休耕田を見るとススキの穂が出ているではありませんか、今は5月天候は真夏並ですが一応春です。ススキの穂は秋と昔から決まっているはずです。
最近の地球温暖化による異変で、突然出現したかと思いましたが、いえこれはススキ穂ではありません。
厄介な植物
チガヤは日本でも有数の強害雑草の一に数えられています。
冬になっても枯れない雑草でイネ科の多年草、高さ50~150cm程まで成長します。5~6月に穂を出して、尾状の白い綿毛が生える花穂、画像は開花状態です、植物にさほと詳しくないため、開花してススキの穂のように成らないと確認は出来ませんけどね。
地権者は苦慮
種子の他に地下茎でも繁殖するため、河原や休耕田に群生していますね。地上部を刈り取っても根から再生してしまうため、侵入されると防除が非常に難しい雑草とされ、厄介者扱いをされています。
除草剤を大量使用するしかないとのことです。
生息地域
生息地域は、北海道から沖縄県までの日本全国に分布するそうです。
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食用可能
糖分が蓄えられた芽(若穂)を食用として可能なようです。来年の新芽が地上に出る前に、いわゆるタケノコ状態の若穂を掘り出し食べてみます。来年が楽しみです。たくさん掘り出して、美味しく頂いて地権者からは感謝される、素晴らしいアイディアですね。
ギブアンドテイク・ウインウインかな。
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