かまど&羽釜でもつ煮込み

朝晩の冷え込みで鍋物など暖かい食事が恋しくなる季節になりましたね。屋外で、火を熾して暖を取りながらアウトドア気分を味わいたいと思います。ホームセンターで購入したステンレス製のかまどと以前から我が家に有る羽釜を利用してもつ煮込みを作りました。

温暖化対策のため燃やすことはNGと世間一般では言われていますが、当地では未だに、かまどで調理したり、薪の風呂、薪ストーブなど沢山利用されています。化学樹脂などをやたらに野焼きするのはNGですが、樹木を用いての燃料なのでご容赦願います。

アウトドア気分でもつ煮込み作り

かまど

以前使っていた手作りのかまどは、60Lドラム缶の蓋を羽釜の大きさにくり貫き、下の方を薪が入る大きさに開口して作りましたが、熱による劣化で朽ち果て使えなくなりましたので、ホームセンターにてステンレス製のかまどを購入しました。
ステンレス製はスチールよりは高価ですが、筐体がしっかりしていて長持ちしそうです。
加熱する前の新品状態は、ぴかぴか光って奇麗でしたが、加熱後は茶色く変色してしまいました。

羽釜

羽釜は、アルミ製で母親が存命中に何度も利用していました。かなりの年代物です。
鍋蓋が行方不明のため仕方なくアルミ製の蓋を利用していますが、ジャストサイズでは無くやや大きいためしっくりこないのが残念です。

ステンレス製のかまど新品

豚モツ

モツは、精肉店で豚ふかしモツ(加熱処理したモツ)を1kg1200円を2kg2400円(税込み)購入しました。
少し前までは、1kg1000円だったんですが、残念です。

モツ煮込み調理

畑の隅にかまどを設置して加熱開始です。

羽釜に水を半分程度入れふかしモツ(加熱処理したモツ)を入れます。

燃料は、古い加工木材と庭木を剪定した枯れ枝とナスなどの夏野菜の支え棒に利用した篠竹を燃やしました。

モツ煮込み調理中1

庭木を剪定した枯れ枝に付いている枯れ葉に点火すると乾燥しているため火の回りが早いです。篠竹も夏の間、日の光に晒され黄色く変色して乾燥しているようです。節と節の間の空気が膨張して破裂音がするのを避けるため、剪定ハサミで節ごとに刻みを入れて燃やしました。

ほぼ強火状態で水を足しながら3時間ほど煮込みました。最初は、剪定枝の量を減らしたくてどんどんかまどに詰め込みましたので火が強くて水が蒸発がとても早かったです。枝が細くて熾火が残らないため、追加し続けていないと火が消えてしまいます。

モツ煮込みの油排除中

僕は脂を排除しないでそのまま食べたいのですが、良いタイミングで妻が現れ、枯れ枝の追加を一時停止させられ火が弱まると、お玉で油を捨てられた。(悲しいね)

こんにゃくと人参、大根を入れて更に煮込みます。

気を取り直し、水を追加して再加熱しました。枯れ枝と篠竹に加え、古い加工木材を入れました。

再加熱後、一煮立ちしたら、味付けをします。今回は屋外のため味噌のパックに土埃や灰が入るリスクがあるため、昆布だし汁のみにしました。出し汁ならボトルに埃や灰が入るリスクが低いです。

熾火が多くなり燃料の追加は控え、熾火蒸らし状態で見守りました。

熾火蒸らし状態でモツ煮込み

昆布だし汁で味付け後、1時間ほど熾火で加熱して、冷めるのを待ち鍋に移して室内に持ち込みました。

味付けの感想

柔らかくて良い感じでしたが、やはり昆布だし汁では甘みが出てしまいました。
味噌と醤油で味付けした方が良かったと反省しました。

 

 

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