子供の頃に見て以来、最近目にすることが無かったジムグリ蛇が我が家の庭に訪れました。
ジムグリ
ジムグリ(地潜)、学名は、Elaphe conspicillata、ナミヘビ科に分類される無毒の蛇(ヘビ)で、日本固有種で北海道から九州まで生息します。
全長70cm~100cmで、体色は赤みがかった茶褐色で、黒い斑点が入ります。
元禄蛇(げんろくへび)と呼ばれる由縁は、腹面の鱗(腹板)に、黒い斑紋が入り、市松模様状になることからと言われます。
平地から低山地森林、草原、湿地などに生息し、地中や石の下に潜る様子が「地面に潜る」ジムグリと呼ばれるようになったそうです。
地球温暖化の影響が有るのでしょうか、ある程度の低温を好むため、最近は滅多に見なくなりましたが、久々に発見して驚きました。
あとがき
子供の頃野山で、排便をするとジムグリに肛門から入られて内臓を食われて死ぬと言われましたが、地面に潜るだけで肛門には多分もぐりませんよね。もっと怖いのは、篠藪で切り株が尻に刺さる事です。
半世紀前に見たのが最後と思います。希少種です大切に見守りたいです。
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