地球温暖化が原因なのか、災害が頻繁に発生するようになってしまいましたね。発生してしまうと電気ガス水道などのインフラが使えなくなることが多く発生します。携帯端末の充電程度でしたらキャンピングカーのサブバッテリーから充分出来ます。最低でも水が無くては命に係わる事態になりかねません。我が家には僕が子供の頃にボーリングをして使用している井戸があります。そこで、電源が無くても水が確保できるガチャポンプをセルフで設置しました。
ガチャポンプセルフ設置
昔懐かしいレトロ調(鋳物)のガチャポンプでは無くステンレス製の簡易で激安品にしました。
購入にあたり、ネットやホームセンターなど調べました。ホームセンターで33000円以上していました。ネット販売ではホームセンターで展示品と見た目は同等なものが20000円以上するのが解りました。
そして、ネット販売で20000円程度のガチャポンプを購入しようと思っていると、激安品がヒット、5479円税込み送料込みで販売されていました。(9月中に購入していますので税8%)
電気が無くても井戸に水が有る限りガチャポンプが有る限り水が出るとは限りません。多くのケースでパッキンが不良になり汲み上げが不能になります。レトロ調ガチャポンプは使えなくなってもオブジェとして飾るのも良いと思いますが、2万円は勿体ないと言うことで、一番安い商品を購入することにしました。
ガチャポンプの構造
届いたときには、エアー緩衝材に包まれていてハンドル以外は組み立てた状態でした。
ハンドルが亜鉛メッキのため可動部の接触面が何れは錆びますね。
一応、構造を把握するため解体して研究します。シャーリング(切断面)シャープエッジで手を怪我しそうなのでバリ取りをしました。
パッキンがゴム製で割れるかすり減り、汲み上げが困難になりそうですね。
中央のSUSビスでパッキンを固定していますが、締め過ぎによりパッキンが中央からずれ機能不全状態でした。
ビスを緩めてパッキンを中央にして軽く締めました。(外れなければ良いわけで締め過ぎは不可です)
ガチャポンプと配管の取り合いは25のバルブソケットが必要に成ります。25バルブソケットと25の塩ビパイプ50cmと吹管を繋ぐ異径25-20を設備業者から頂いてきました。
木製基台作製
ガチャポンプを配管で繋いでも水をくみ出すのは難しいです。どこかに固定していないと配管が折れるし、ハンドル操作ができないです。
以前にとある業者から未使用廃材を頂いてきてあった2×4(ツーバイフォー)を利用しました。
1本の長さが2430mmですのでスライドカッターで3等分にしました。
ガチャポンプの配管取り合いの穴を開けますが、ホールソーが無いためスライドカッターで何本もの溝を入れノミで彫りました。
バルブソケットが入る大きさにノミで彫り込みました。
後は、インパクトドリルを使用してビス留めすらだけです。
配管はバルブソケットにシールテープを巻いてガチャポンプに締め込み、塩ビパイプを接着し、吸水管が20のため異径ソケットを使い接着して配管完了です。
ガチャポンプ試運転
呼び水を入れて軽く揉みます。水が上がってこないからと言ってむやみにハンドルを揉むのは宜しくないです。
水が上がるまで優しくね。
水が出て来ましたが、ハンドルの揉み方が強いとガチャポンプの上側(呼び水を入れる所)から水が噴き出してしまいます。
給水能力より働かせるのは嫌がるのかな?子供の頃に使ったガチャポンプより遙かに少量の水しか上げられませんでした。
それでも、水は出ますので金額からすれば良しとします。
水が濁っていますが、1年間使用していなかったため吹管に溜まった水が変色しています。
暫く、吸い上げている内に透明になりました。
そして、高すぎて水が跳ねるので、蓋付きのバケツに水を汲み予備水溜にして受ける器の台にしました。
木製基台が先に朽ち果てるガチャポンプが壊れるのが先か、いずれにしても長くは持たないと思う。
コメント
kazuさん、本当にメカも強いですよねΣ(・□・;)
車やバイクも自分でしっかりいじってメンテお出来になるし、
僕には水がしっかり出るようになるだけでも凄い能力だと思います(^^♪
ありがとうございます。
子供の頃からなんで水が出るか不思議で大人に質問したり中を覗いたり興味がありました。
楽しく一日過ごせました。