自宅も新築後、20年を過ぎ、特に水回りは痛むもので、ユニットバスの浴槽にお湯と水を供給するデッキ型水栓の蛇口からポタリポタリとわずかですが、水がしたたり落ち始めました。本来なら町の水道屋さんに依頼すれば安心して見ているだけで直して頂けますが、出来ることは自分で行うこれがポリシーなので、セルフ修理に挑戦です。
デッキ型水栓水漏れセルフ修理
デッキ型と言いステンレス浴槽の上面から二つのコックとその中央から蛇口が浴槽に向かって伸びていて、給水するタイプです。
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デッキ型水栓水漏れセルフ修理前
一晩で、約2Lほどポタリポタリとしたたり落ちていました。凍れば止まるが願うときはそうならないね。
暖かい朝を迎え、水回りを弄るには絶好の日和に、町の便利な水道屋さんならぬ、うちの便利な水道屋さんになります。
使用道具
用意した道具は、モンキースパナー300mmとプラスドライバー(2番)、マイナスドライバー(小)、パイプレンチ、ゴムハンマーこれだけあれば何とかなると思い始めました。
外し手順
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コックのキャップを外す
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コックのネジを外してコックを外す
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コックが外れる
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台座を外す
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マイナスドライバー(小)細いやつをコックの上のキャップの僅かなスリットに差し込みキャップを外します。それからコックを固定しているネジを緩めます。
外れたら、モンキーレンチで台座を外します。通常のネジと同じく左回り(反時計回り)で緩みます。
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スピンドルを外す
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スピンドルが中々緩まない
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スピンドル外れる
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パッキンを外す
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台座が外れたら、次はスピンドルを外すんですが、これが経年劣化で固着していて緩みません、強いトルクにより割れなどが生じるとアッセンブリーで新品と交換なんてなったら、高額修理になってしまいます。
ゴムハンマーでスピンドルの上からまた横から叩いて、暫し休むを何度か繰り返し、モンキーを装着してモンキーの柄を緩め方向に軽く叩き、また逆に締め方向に叩きを繰り返し、頃合いをみて一気に緩め方向に力一杯回しました、するとびくともしなかったのにあっさりと緩みました。
パッキンは裏返しで再利用可能
スピンドルの先端にパッキンが入っていました。通常はコマ形のパッキンが入っていますが、これでホームセンターまで買いに行かなくて済みました。
パッキン自体は割れも無く多少減っていましたが、裏返しにすれば使えそうだったので、裏返しにして復旧しました。
そもそも、パッキンは面でシールしているのでは無く、線でシールしているため、当たり部分の線の部分がへこみ過ぎてしまい減った状態と同じ現象になりシール不足で水漏れとなるわけです。
音波歯ブラシの振動でカビを除去
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パッキンのネジを締める
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コックの裏が真っ黒
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コックの裏側を音波歯ブラシで磨く
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コックの裏側を音波歯ブラシで磨く石けん
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コックの裏側が、見たくないほどカビで真っ黒になっていました。しかし見てしまった以上、見ぬふりして復旧は出来ません。
音波歯ブラシのブラシ部分が丁度替え時だったので、音波歯ブラシで、振動を与えてカビを除去することにしました。石けんをつけて、ぬるま湯をコックに注ぎ、音波振動開始です。擦りつけて磨く感じではなく、振動を与え続けるだけで、見違えるほど奇麗になりました。音波振動は素晴らしい洗浄力です。
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コックの裏側を音波歯ブラシで奇麗に
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台座を戻す
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コックを戻しネジを締める
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キャップを戻す
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関連動画
ユーチューブにUPしましたので、合わせてご覧ください。
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