先日の記事でお伝えしました、カメラ用スタビライザーですが、調整が難しいのがよくわかりました。
微調整中
カメラの天端の水平など見た目のバランスはセット出来ましたが、いざ歩いて撮影しようとすると、前後または左右に微妙にぶれてしまいます。振り子の状態になりますね。
[wc_row]
[wc_column size=”one-half” position=”first”]

スタビライザー微調整中1
[/wc_column]
[wc_column size=”one-half” position=”last”]

スタビライザー微調整中グリース塗布
[/wc_column]
[/wc_row]
何が原因なのかを、捜しながら3日を要しました。3000円程度の購入品に1日数時間で3日間も、費やすのは異常と言われても仕方有りませんが、ある程度納得がゆくまでやらないと気が済みません。
見た目のバランスだけではNG
当初は、前後のバランスを重視していましたが、横にもぶれているんです。そこで、カメラの向きを90度回転させ横向きにセットしました。
これだと、カメラの取り付けねじの関係で。重量を均等にし易かったのです。微調整を重ねてゆくうちに、前後のバランスを取るためには、カメラのねじの取付位置をずらすしか無く、限界になり調整不可能ななりました。それで、あえなく横向きは解消して、正規の向きに戻しました。
アームの下の方に付ける重りの調整は出来ますが、カメラの台座付近のバランス調整はカメラの位置をずらすしか方法がありません。
そこで、仮に台座の後方付近に、平座を重り代わりにビニールテープで固定しました。
アームに付ける重りは、前回平座2枚でしたが、今回は3枚に変更しました。
見た目のバランスは充分よくなりましたので、撮影をしました。すると前回よりはブレが少なくなるも許容範囲外でした。
振ってもぶれない位置を捜す
見た目のバランスがよくて、グリップを握って揺さぶるとやがてはぶれ出すのです。歩いて撮影するときと同じですね。
mm単位の精度で調整しなくては、ダメなんです。長さ調整のアームの位置を1mmから1.5mm程度の長さで少しづつずらして調整しました。
そうすると良い地位にセット出来ると、グリップを揺さぶってもカメラがぶれない状態のところが見つかります。
ボールにグリース塗布
そして、ボール(軸受け)に先日はシリコン系のスプレーを塗布しましたが、今回はグリースをたっぷり塗布しました。気のせいかとても滑らかでとても安定した感じがしました。
精度自体が良くないので、ガタの分(隙間の分)でズレるのは仕方有りませんが、グリースで滑らかになったことで効果は出たと思います。
関連動画
ユーチューブに投稿しましたので、合わせてご覧ください。
楽天広告